自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
アイホージュで提供しているオンラインサービスには
- 入門講習(1回)
- セッション(6回)
- 基礎講習(6回)
があります。
今日は、2・セッション(6回)で何をするのかを紹介します。
2・セッションは、1・入門講習を終えた方が対象です。
自分らしく幸せに生きるという、取り組みの全体的な目的を踏まえた上で、基礎講習で学んだことを活かして、軌道修正術の一連のプロセスを体験します。
全6回のセッションで取り組むこと
一つの悩みを題材に、うまくいかないと感じる他人軸の欲の扱い方を、自分軸の観点で俯瞰しつつ、他人軸・自分軸、両方の求め、満たします。
一つのゴールを目指す
入門講習を紹介する記事で触れましたが、一つのゴールを目指します。
頭と心が納得した上で、起動修正するために、半ば無意識状態にある、他人軸の欲の扱い方を、自分軸の観点で俯瞰します。
そのために、ご自身の感情、思考、行動を、ありのまま認め、順を追って言語化し、セットアップフレーズ・リマインダーを作ります。
リマインダーの繰り返しによって、ご自身を満たしつつ、自分軸の観点で、うまくいかない時の他人軸の欲の扱い方を、少しずつ意識化していきます。
他人軸から自分軸に軌道修正する際の一連のプロセスとは?
起動修正の一連のプロセスは細かく、量が多いです。
そのため、プロセスを分けて、部分的な取り組みをし、最終的に一つにつなげます。
部分的な取り組みとは、下記の通りです。
他人軸の欲求をご自身で満たしながら
- 他人軸でうまくいくという思い込みで対応していることに気付く
- (思い込みが生じた原因など)過去の出来事の出来事を思い出す
- 他人軸で本当にうまくいくのかを検証する
- 他人軸で対応してもうまくいかないとわかる
- 自分軸のどうしたいのかを引き出す
- 自分軸がどうしたいのかがわかっても、何をしたらいいのかわからないし、動くのが怖い
- 自分軸では動けないと思い込んだ過去の出来事と傷を癒して前に進む
- 自分軸で行動した後に周囲の反応が気になる時は
取り組みは、一部、前後することがあります。
これらを6回のセッションに分けて、体験します。
日常に戻ってから、取り組み内容を実践します。
自分と他者の違いを尊重しながら、必要があれば合意点を見出し、実行するという体験をするところまでをやります。
細やかなアプローチが必要な根強い他人軸
長年に渡り、ヒト・モノ・コトを変えて、無自覚のうちに使い続けた、他人軸の欲の扱い方は根強く、その影響は、広範囲に及んでいます。
何もかもを一気に変えることはできないので、セッションの題材となる、一つの悩みの範囲内で、広がった影響の後始末をしながら軌道修正を日々、積み重ねることが大切です。
他人軸の特徴と広がる影響とはどんなもの?
他人軸の欲の扱い方をうまくいくと思い込んだまま、その感覚に従って行動する場合、無自覚のうちに、ご自身を犠牲にし、周囲の承認を求めて、安定を得ようとします。
対人関係は最初のうちは良くても、上下か従属になります。
- 自分を尊重すると、相手が犠牲になる
- 相手を尊重すると、自分が犠牲になる
- 互いに犠牲を求めあう
ということが起こります。
感覚的には、相手を大切にしているつもりでも、実際は、束縛・自由を奪う・おせっかい・押しつけ・非力にさせる・否定する・見下す・卑屈になる・人の話を聞かない・利用するなどの自覚のない動きが出ます。
うまくいったと感じていても、本当にそうなのかは相手にしかわからないこと。
自己満足で終わっているかもしれません。
実際にうまくいっても、相手の雰囲気・態度を通じて、承認を得られないと自分が判断した時には、安定を欠きます。
一つ一つは小さくても、こういったことがトラブルの種になります。
でも、自分は相手を大切にしていると感じる状態のままです。
「なぜわかってもらえないのか(承認を得られないのか)」など相手に怒りや苛立ちを覚えます。
そのため、何とかわからせようと努力をしながら、相手に執着し、自分も周囲も犠牲にしていきます。
最終的に「こんなに頑張ってもうまくいかないなら、もうどうしようもできない。」という状態になり、相手と距離を取ったり、人間関係のリセットをしたりします。
苦しみや悲しみなどを引きずったり、対人関係が怖くなったりするので、傷つくことから自分を守ろうとします。
対人関係から離れるか。
それとも、別な誰かの承認を求めて、安定を得ようとするか。
どちらかになるのですが、この選択では、人を変えて同じことが起こるかもしれません。
それだけではなく、自分軸のどうしたいのかに沿って、自分と他者の違いを尊重する経験や、術、自信、原動力などを得る機会も失ってしまうのです。
他人軸の観点のままでは他人軸から抜けられない
他人軸の状態では、うまくいくと思い込んだ状態で、このような流れをヒト・モノ・コトを変えて繰り返しています。
他人軸の観点のまま、他人軸の欲の扱い方を俯瞰しようとしても「自分はちゃんとやることをやっている。どこがまずいのかわからない。」と感じます。
また相手が悪い、うまくやれない自分が悪い、という思いに苛まれるかもしれません。
自分や現状を変えようとしても、無自覚のうちに自らを犠牲にし、周囲の承認を得られる自分になろうとするので、悪循環にはまります。
吹っ切って自分のやりたいことをやろうと思っても、視点・思考・言動の扱い方は他人軸のままなので、アクセルとブレーキを同時に踏むような動きが出がちです。
感覚・気持ちの上でついて行けなくなったり、こんなことをやっても何も変わらないと思いながら、うまくいくという感覚を頼りに、周囲の承認を求め続けます。
全6回・EFTタッピングセッションのご案内
全6回のセッションで、一つの悩みの範囲内で、過去に積み重ねた他人軸による影響に対応しながら、一連のプロセスに沿って、他人軸・自分軸両方の欲求を満たします。
やったことがないことは、いくら知識を集めても、できるようにはなりません。
悩みを題材に、自分軸の観点で
- 自分を尊重する
- 自分と他者の違いを尊重する
方法を体験し、日常にお戻りになってから、取り組んだ内容を実行します。
どんな風にセットアップフレーズを作って、掘り下げをしていくのかを、6回のセッションを通じて体験します。
一回あたりのセッション
セッションは、一回あたり、90分を予定しています。
お一人おひとりに合わせた取り組みなので、若干変動する可能性があります。
レジュメはございませんが、マズローの図を使いつつ、どの段階の取り組みをしているのかを説明しながら進めます。
作成したフレーズや、掘り下げた内容は、セッション終了毎に、クライアントさんへお渡しします。
話し合いをし、どのような形でお渡しするのが良いかを確認致します。
セッションを申込まれる場合は、お申込みの流れに沿って、お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。