自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
アイホージュで提供しているオンラインサービスには
- 入門講習(1回)
- 基礎セッション(90分×6回または60分×9回)
- 基礎講習(6回)
- セッション
があります。
今日は、2・セッション(90分×6回または60分×9回)で何をするのかを紹介します。
2・セッションは、1・入門講習を終えた方が対象で、お一人で取り組みをする前提で行います。
自分らしく幸せに生きるという、取り組みの全体的な目的を踏まえた上で、基礎講習で学んだことを活かして、軌道修正術の一連のプロセスを体験します。
セッションで取り組むこと
一つの悩みを題材に、うまくいかないと感じる他人軸の欲の扱い方を、自分軸の観点で俯瞰しつつ、他人軸・自分軸、両方の求め、満たします。
一つのゴールを目指す
入門講習を紹介する記事で触れましたが、一つのゴールを目指します。

頭と心が納得した上で、起動修正するために、半ば無意識状態にある、他人軸の欲の扱い方を、自分軸の観点で俯瞰します。
そのために、ご自身の感情、思考、行動を、ありのまま認め、順を追って言語化し、セットアップフレーズ・リマインダーと呼ばれる「ことば」を作ります。
リマインダーの繰り返しによって、ご自身を満たしつつ、自分軸の観点で、うまくいかない時の他人軸の欲の扱い方を、少しずつ意識化していきます。
他人軸から自分軸に軌道修正する際の一連のプロセスとは?
起動修正の一連のプロセスは細かく、量が多いです。
そのため、プロセスを分けて、部分的な取り組みをし、最終的に一つにつなげます。
部分的な取り組みとは、下記の通りです。
他人軸の欲求をご自身で満たしながら
- 他人軸でうまくいくという思い込みで対応していることに気付く
- (思い込みが生じた原因など)過去の出来事の出来事を思い出す
- 他人軸で本当にうまくいくのかを検証する
- 他人軸で対応してもうまくいかないとわかる
- 自分軸のどうしたいのかを引き出す
- 自分軸がどうしたいのかがわかっても、何をしたらいいのかわからないし、動くのが怖い
- 自分軸では動けないと思い込んだ過去の出来事と傷を癒して前に進む
- 自分軸で行動した後に周囲の反応が気になる時は
取り組みは、一部、前後することがあります。
これらを90分×6回または60分×9回のセッションに分けて、体験します。
日常に戻ってから、取り組み内容を実践します。
自分と他者の違いを尊重しながら、必要があれば合意点を見出し、実行するという体験をするところまでをやります。
細やかなアプローチが必要な根強い他人軸
長年に渡り、ヒト・モノ・コトを変えて、無自覚のうちに使い続けた、他人軸の欲の扱い方は根強く、その影響は、広範囲に及んでいます。
何もかもを一気に変えることはできないので、セッションの題材となる、一つの悩みの範囲内で、広がった影響の後始末をします。
日々、軌道修正を積み重ねることが大切なので、セッション後に、お一人でも取り組みをなさることをお勧めします。
他人軸の欲の扱い方
詳しくは関連記事で触れていますが、他人軸の場合。

4段階目で、周囲からの承認を得ることで、3段階目の自分は間違っていないと感じ、2段階目で安心・安定を得る状態にあります。
関連記事:自分軸・他人軸とは何か?不自然な他人軸をやめて自分らしく生きる

「自分は周囲に配慮している」と感じる、他人軸の欲の扱い方で、本当に、自分を守れるのか。
本当に人のためになっているのか。
EFTタッピングの手法を使いながら、他人軸の欲の扱い方を、自分軸の観点で俯瞰していくと、2つの問題が起きていることがわかります。
- 他人軸から抜け出せない
- 自分軸での動き方がわからない
1・他人軸から抜け出せない
ご自身の中で、下記の動きが生じていることにお気づきになります。
「他者からの承認が得られるかどうか」という自分の判断を基準に3段階目で自分の在り方を考えたり、決めたりする
↓
自分軸のどうしたいのかを犠牲にすることになるため、必要な対応が取れない
↓
自分軸のやりたいこと・やる必要のあることを諦める
↓
自分を非力にする
↓
物事の先延ばしが起こる
↓
相手にも犠牲を求めるため、対人トラブルをはじめとする、問題の種が生じる
↓
周囲が気になって仕方がない「繊細」状態になり、自分(や周囲)を自覚なく傷つける
↓
全然自分を守れていない
他人軸で自分の欲を扱っている場合、ヒト・モノ・コトを変え、この方法をうまくいくと思い込んで、繰り返しています。
2・自分軸での動き方がわからない
自分軸のやりたいこと、やる必要のあることを諦める
↓
誰かとの関係を築く・必要な経験をする・術やスキルを身に着ける・自信を得るタイミングを逃す
↓
この段階で、身に着けるはずの術やスキルが身につかず、必要な対応が取れない
↓
自分を非力にする
↓
次に来るはずのチャンスが足止めになる(来てもつかめない)
↓
物事の先延ばしが起こる
↓
他人軸の「やりたいことをやりたいけれど周囲の目が怖い」
「待っていたら、向こうから何か良いものがもたらされるのではという期待」の行き来で時間が経過
↓
やりたいことをやるタイムリミットが過ぎどうしようもなくなってから悔やむ
↓
自分を責める
↓
周囲が怖くなったり、気になって仕方がなくなったりして「繊細」状態にもなる
↓
複数の問題が絡み合った状態で、どこから手を付けてよいのかわからない
他人軸で欲を扱っている場合、自分軸のどうしたいのかに沿って動こうとすると、周囲からの承認が得られず、自分を守れないと感じます。
そのため、自分軸では「うまくいかない」と感覚的に捉えるため、他人軸に戻るようになっているのです。
他人軸の観点のままでは他人軸から抜けられない
他人軸の観点のまま、他人軸の欲の扱い方を俯瞰しようとしても「自分はちゃんとやることをやっている。どこがまずいのかわからない。」と感じます。
また相手が悪い、うまくやれない自分が悪い、という思いに苛まれるかもしれません。
自分や現状を変えようとしても、無自覚のうちに自らを犠牲にし、周囲の承認を得られる自分になろうとするので、悪循環にはまります。
吹っ切って自分のやりたいことをやろうと思っても、視点・思考・言動の扱い方は他人軸のままなので、アクセルとブレーキを同時に踏むような動きが出がちです。
感覚・気持ちの上でついて行けなくなったり、こんなことをやっても何も変わらないと思いながら、うまくいくという感覚を頼りに、周囲の承認を求め続けます。
EFTタッピングセッションのご案内
セッションで、一つの悩みの範囲内で、過去に積み重ねた他人軸による影響に対応しながら、一連のプロセスに沿って、他人軸・自分軸両方の欲求を満たします。
やったことがないことは、いくら知識を集めても、できるようにはなりません。
悩みを題材に、自分軸の観点で
- 自分を尊重する
- 自分と他者の違いを尊重する
方法を体験し、日常にお戻りになってから、取り組んだ内容を実行します。
どんな風に「ことば」を作って、掘り下げをしていくのかを、90分×6回、もしくは60分×9回、540分のセッションを通じて体験します。
回が進むにつれ、「ことば」が掘り下がり、内容も深まって行きます。
一回あたりのセッション
セッションは、一回あたり、90分もしくは60分を予定しています。
ヒアリングは別途行うため、5-10分程余裕をお持ちください。
お一人おひとりに合わせた取り組みなので、若干変動する可能性があります。
事前資料はございません。
作成したフレーズや、掘り下げた内容、どこに重点を置いて、お一人でEFTをしたら良いかなどを、Wordでまとめ、PDFにしたものを、1セッションが終了する毎に、クライアントさんへメールにてお送りします。
セッションを申込まれる場合は、お申込みの流れに沿って、お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。