「学校に行きたくない」大号泣する小5娘をEFTタッピングで登校に導いた母

自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

今日の記事は、明日からもう学校行きたくないと大号泣した小5の娘・Hちゃんを、EFTタッピングで登校へと導いた母親・Yさんからのシェア事例です。

Yさんがやったことは、Hちゃんの「学校に行きたくない理由」をEFTタッピングを使って、掘り下げること。

Hちゃんの発言に含まれる、うまく言葉に表せない意味を、EFTタッピングを使って少しずつ明らかにしながら、不安要因をある程度取り除いた所、納得して登校できる状態に至りました。

Yさんが実際に使用したセットアップフレーズも紹介します。

私・伊藤は、メールで事後報告を頂戴したまでです。

Yさん、事例紹介の許可を下さり、ありがとうございます。

Yさんについて

現在、40代後半。

Yさんと配偶者、小学6年生の娘・Hちゃんの三人家族です。

2011年に、EFTタッピングに取り組み始め、ご自身のペースでセッションを受けたり、講座に参加したりしながら、お一人でEFTタッピングが使えるようになっています。

結婚、出産、子育てしながらフルタイムで働いていましたが配偶者の転勤に伴い退職。

現在は、ブラッシュアップ講座に参加しつつ、「いくつかのやりたいこと・やろうと思っていたこと」に着手しながら、日々の生活を楽しんでいらっしゃるご様子。


結婚・出産・子育てをする前に、EFTタッピングを使って、自分として生きられるようになったことが、本当に良かったと仰るYさん。

「学校に行きたくない」と大号泣する娘・Hちゃんに対し、どんなことを思い感じ考え、EFTをなさったのか、Yさんから頂いたメールをそのまま紹介して参ります!

Yさん

先日はありがとうございました^ ^

あらためて、娘へのEFTについてシェアしまーす。

目次

新学期でクラス替えがあった後「学校に行きたくない」と娘が泣き始めた

新学期でクラス替えがあった夜、寝る時になって明日からもう学校行きたくないと泣き始めた娘。

大号泣です。

聞くと、仲良しの子とはクラスが分かれ、席の周りは男子に囲まれ、話す相手がいないとのこと。

しかも嫌な男子ばかりらしい。

わたし自身が彼女と同年代のときにはクラス替えがない規模の学校だったので、こんな嫌なこともあるんだなと思いつつなだめていました。

子どもにとっては大問題ですよね、それはわたしでも嫌だ(ーー;)

しかしいつまでたっても落ち着かず、泣き疲れて眠ることもできない娘。

眠れたとしても明日から学校に行かないのは解決にはならないし、励ましても嫌なものは嫌だろうし、怒って無理矢理行かせてもお互い嫌な気分が残るのは困るなーと考えていたら、ふとEFTを思い出したので、久しぶりに娘にやることにしました。

EFTタッピングで娘に伴走しながら「学校に行きたくない理由」を掘り下げる母

号泣しているところから開始で、まずは

明日からもう学校行きたくない

を認めたら(Hちゃんから)

学校行きたくないわけじゃない。話す人が誰もいないのが嫌だ

が出てきて、それを認めたら(Hちゃんから)

自分に嫌なことを言う男子に注意してくれる子もいる

が出てきて、徐々に泣くのも落ち着いてきました。その後(Hちゃんから)

(嫌なことを言う男子に注意してくれる)その子とは少し話せるから、話す人が誰もいないわけじゃない。

が出てきて、それを認めたら(Hちゃんから)

学校に行きたくない気持ちはまだあるけど、明日は学校に行ってみてもよくなってきた。だから明日は行ってみる

が出てきたところで、夜10時半くらいになり、本人も眠くなってきたので就寝となりました。

泣くのもすっかり落ち着いて、普通の就寝です。

学校に行きたくない理由をEFTタッピングで明らかにした後の娘さんの変化

嫌だけれどとりあえず今日は行ってくる

次の日は見事にまぶたははれていましたがwそこは気にならないらしく、

Hちゃん

嫌だけどとりあえず今日は行ってくるね!

と出て行きました。

今日学校に行ってよかった

そしてその日の夕方は、

Hちゃん

今日行ってよかった!!!(>▽<)


とめちゃくちゃ元気に帰ってきたので理由を聞いたら

Hちゃん

(超仲良しの)⚫︎⚫︎が近くにいた!

昨日休んでたんだよ!

今日これから遊ぶんだー!

と言ってすぐ遊びに行く彼女に、よかったねーと声をかけたのでした。

何事もなかったかのように学校へ行っている

その後は、何もなかったように学校へ行き、嫌な男子とも打ち解けたり、やっぱ嫌いだと思ったりしているようです。

クラスが分かれた仲良しの友達とも、放課後や休みの日にはよく遊んでいます。

「学校に行きたくない」EFTタッピングをした娘の感想

保育園時代も何回かEFTをやってあげたことがあるので、今回もそれをやるんだなと彼女も理解していて、

Hちゃん

これやると寝る時間もっと遅くなっちゃうよ!(`へ´)

とそのときは言われましたが、どうせ寝れないんだからとEFTをやってからの朝の感想は、やってよかったそうです。

  • 怒られて無理矢理寝かされたわけじゃない
  • 怒られたから学校に行くわけじゃない

など、自分で納得したからかなと推測してますが、本当のことは親にはわからないです。

娘の「学校に行きたくない」に伴走した母がEFTをやっていて良かったこと

そして親のわたしのEFTやってよかった点は、無駄に怒らないことでまあまあ関係よしでいられること!

思春期に差し掛かった今でも「ママ大好き、ママのとこに来て良かった!」と言ってもらえるのはありがたい。

わたし自身は真っ暗な小屋に閉じ込められたり、怒鳴られたり、クドクド言われたり、雪の中に防寒着なしで出されたり、泣きおとされたりしたためか、この年代でそんなことを母にも父にも言った覚えはないし、幼少期も言ったかな?どうだったかな?と思います。

で、親になったわたしもクドクドガミガミ言うことはありますがw

それじゃない働きかけの手法があるのはとても良いものです。

これ、わたしも子どものときにできてたら、今とは違う状況だったろうなと思うと残念ですが、それもまたしゃーないなと思えます。

だって今は自分を味わってる感覚があるから。

それに子どものときからできてたら、この娘もいないしね!

EFTは安い買い物ではなかったし、時間もかかるけど、娘にも渡せるのを考えたら、高いとも言い切れないツールだなと思います。

中高生になって親に話したくないことも自分でEFTできたらこじれは最小限で済むだろうし、さらに彼女が孫にも伝えたら、どんなにコスパいいの?(妄想w)


自分が自分として生きられる心地よさを、ずいぶん遅くに手に入れてきたわたしは、彼女がちょっとうらやましいです。

そして彼女をうらやましいと思う自分は、わたしの考えるけっこういい親な点もあるのかもー!?と自分で思える部分もあるわけで。

というのにもこのメールを書いてて思ったのでした。

娘へのEFTした話が、なんか自分褒めに着地してしまいましたw


別に、EFTが孫の代まで伝わらなくても、わたしのグルグル自責の迷走が伝わらなければもうばんばんざい。

「学校に行きたくない」娘さんをEFTタッピングで登校に導いたYさんメールを拝読した伊藤の返信

メールをありがとうございます。

HちゃんのEFT、読みました。

Hちゃんが、Yさんのことを信頼してるからEFTが成り立ってるんだなーって実感します。

だから適切な内容引き出せるんだと思います。

素敵なママに巡りあえて、Hちゃんは幸せね。

(自分の思いを親に話しても大丈夫と思える)Hちゃん羨ましい。

ただ優しいだけではなく、グダグダ言う母も含めて好きだと思っているってすごいよね。(これは講座の時に伺った話です)

孫の代はEFTをしなくても大丈夫でしょう。

Yさんとのやり取りや、たまーのEFTで、思考の掘り下げを身につけているHちゃんのお孫さんであれば、自然に頭も心も合致して行動できるようになるはず!

娘さんをEFTタッピングで登校に導いたYさんの背景にあるもの

私は幼いYさんが親から受けた仕打ちを読んで、胸が痛みました。

彼女の他人軸の癖が、親御さんとの関係と幼い頃の交友関係の組み合わせで形成されていることや、短期的なの取り組みを長期的に積み重ねて軌道修正なさってきたことなどを知っているからです。

暗い小屋に入れられる、って思ったら、自分を守るためには、それを逃れる必要があるから、どうしたいのかなんて言えないし、黙るよね。

考えてもムダ、って思っちゃうよね。

幼いYちゃんを思うと、健気で泣けます。

Yさんからの返信

みつるさんの返信みて、すぐに涙がー!

向かいに人がいるのにw

そうね、わたしがんばった!

H,いい子!都合のいい子じゃなくて!!

ときどき、Hに「Hはママの最高傑作!」て言っちゃいます。

見た目もだし、中身もなかなかにいいやつと思っております。

そう思えるっていいよねえ。

ではでは、またー!

次回のYさん事例紹介

次回のYさん事例は、以前、アメブロに掲載していた、2011年時の記録を連載で紹介します。

当時は、まだ結婚や出産の予定はなかったYさんが、EFTタッピングで、何に取り組んでいたのか。
それが、どのように現在へと結びついて行くのかが、何となくでも垣間見れるのではないかと思います。

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