【関係改善か離婚か】結婚後に豹変したモラハラ夫に悩む妻【EFTタッピング事例】

【関係改善か離婚か】結婚後に豹変したモラハラ夫に悩む妻

この記事では、結婚後に豹変した夫のモラハラに苦しみ、関係改善か離婚かを悩む妻の40代TさんのEFTタッピングセッション事例を紹介します。

事例紹介の許可を下さったTさん、ありがとうございます。

セッションは、2時間×6回で行ったのですが、本記事はセッション前のやり取りとヒアリングで明らかにした、下記の内容を紹介します。

この記事を読むことで、下記のことがわかります。

  • Tさんの訴え
  • 夫のモラハラの原因
  • Tさんがモラハラを受ける原因
  • 旦那さんとTさんの影響が、お子さんに及んでいること
  • EFTタッピングで取り組むこと
目次

【関係改善か離婚か】結婚後に豹変したモラハラ夫に悩む妻の訴え

以下、Tさんの最初のご予約時のメールです。

最近ブログを拝見し、過去のセッションを受けた方と、とても似てる状況だなと思い、私も現状を変えたく、少々?結構?恥ずかしいな…と悩みましたが、セッションして頂きたく申し込みます。

似てる、と思ったのは、Rさんの離婚回避です。

旦那とは5年ほど付き合った後、結婚しましたが、結婚した途端に態度が変わり、すぐ怒鳴る、金銭的余裕が無くても使う…色々ありますが、私の方も、子供も産まれて言わなくても忙しいの分かるでしょ。

子供が高校3年になり進学を考えてますが、お金が無い、必要無いと旦那が反対してます。

今までも旦那の機嫌を損ねないように、いろいろ諦めさせてきましたが、やっぱり、やりたい事をやらせてあげたい!

限界だ!離婚だ!と思う反面、離婚するのは今じゃ無い、と思う私も居て…

それが逃げなのか、離婚回避した方が良いのか。

お付き合いしている時は仲が良く、結婚した途端に旦那さんの態度が変わるだなんて、想像もしていなかったとのこと。

Tさんが、長い間、恐怖心を抱き、大変な思いをなさったことが痛いほどに伝わってきます。

お子さんにやりたいことをさせたいですよね。

ご家族全員が他人軸で対応なさっていることが根本の原因

Tさんからお話を伺った時の、私・伊藤の判断は、ご家族全員が、他人軸による対応の積み重ねをなさっていることが根本の原因。

他人軸の状態では、人間関係は「上下」「追従」になります。

どちらか、または双方が「自分はどうしたいのか」を犠牲にして、表面上は相手に従い、関係を成り立たせるよう振舞います

Tさんとお子さんは、「表面上は、怒鳴る旦那さんに従う」というのが、現在の問題の対応方法になっています。

内心は不満に思っていても、表面上、ご自身の思いを抑え、旦那さんの暴言を我慢し、波風を立たずに過ごすことで、成り立つ関係です。

でも、これだとその場しのぎにしかなりません。

何よりも、旦那さんはモラハラ状態で好き勝手に振舞い続けています。

つまり「機嫌を損ねないよう、旦那さんに従う」というTさんの対応方法自体が、成り立っていないのです。

家族全員が、他人軸による対応を続けた場合、恨みつらみも、すれ違いも、トラブルも、傷も増えるので、夫婦・家族関係が破綻するのも時間の問題。

この状況を打破するには、Tさんが「自分はどうしたいのか」自分軸で対応を取れるようになること。

Tさんの変化(自分軸による対応)は、旦那さんやお子さんに影響を及ぼします。

彼女の変化に、旦那さんやお子さんがついて来られるかが、関係改善ややりたいことを実現するためのカギとなります。

結婚後に夫である旦那さんが豹変しモラハラになった原因は他人軸

旦那さんの場合、家族のために自分を犠牲にして養っていると感じているとしたら、無自覚のうちに、自分の方が上で、「自分からは何も言わなくても、家族が自分が何を求めているのかを察して、思い通りに動くのが当然」とも感じている可能性が大。

これにより、「何をしても自分を認めてもらえる(許される)」になったのではないでしょうか。

「家族を黙らせることで、自分を認めさせた(わかってもらえた)」と感じる状態にもあり、Tさんが旦那さんと違う意見を言おうものなら、怒鳴って黙らせようとするはずです。

旦那さんのモラハラを自覚なく許してしまうTさんの他人軸が

怒鳴られ続けると、萎縮していきますよね。

だから、機嫌を損ねないように振舞うお気持ち、すごくわかるのです。

ただ、「機嫌を損ねないよう、旦那さんに従う」というTさんの対応方法は、別な表現をすると「旦那さんがモラハラな振る舞いをすることをTさんが自覚なく許している」ことでもあるのです。

あと、今までも旦那の機嫌を損ねないように、いろいろ諦めさせてきた
私の方も、子供も産まれて言わなくても忙しいの分かるでしょ⁉︎
というくだりも踏まえて、Tさんは

  • 自分の思いを伝えずとも、旦那さんが自分の大変さをわかって当然と感じている
  • 機嫌を損ねないように振舞う
  • 自分軸の「どうしたいのか」はわからない
  • 自分と他者の尊重をしつつ、必要な対応が取れない

状態にあると判断しました。

これらは、Tさんが、これまでと同じ対応を取るなら、旦那さんのモラハラは続くということを意味しています。

ご両親の影響を受けるお子さんの他人軸が気になる

私・伊藤は、十年ほどに渡って、EFTタッピングの提供をしてきましたが、小さい頃に形成した他人軸による対応方法を積み重ねて大人になり、さまざまな悩みで苦しむクライアントさんをたくさん見てきました。(自分もだけれど)

そんな私・伊藤が、Tさんのお子さんについて、すごく気になったことが三つありました。

  1. 旦那さんの発言によって、高三の冬の段階で進学する・しないを決められないでいること
  2. 小さい頃から、旦那さんの機嫌を損ねないよう、やりたいことを話しても諦めるように諭されてきていること
  3. ご両親の他人軸による対応方法が、お子さんの未来に、よろしくない影響を及ぼす可能性が高いこと


お子さんが、ご両親との関係で積み重ねた他人軸による対応は、無自覚のうちに「悩みや不満、問題などの対応方法・望みの実現方法(欲を扱う方法)」になり得るのです。

現在、お子さんは、庇護のもとにあり「自分がどうしたいのか」を実現する際は、どうしても両親に左右されます。

「どうしたいのかを話しても諦めるように諭される」ことが続いているとしたら

  • やりたいことを話しても、諦めるしかないから、言うだけムダだと考える
  • やりたいことがあっても興味がないフリをして、力を出さずにその場をしのいでいく
  • 問題が起きても、必要な対応が取れないまま、不快な状況を我慢し続ける
  • 本当に欲しい何かではなく、どうでもいいものに手を伸ばして、嫌な思いをする
  • 自分が欲しい何かを自分から取り上げ、自分で自分の邪魔をする
  • 人との関係において、適切な境界線が築けず、配偶者のように怒鳴ることで人を従わせる
  • 相手に従うことで機嫌を損ねないよう、その場をしのぐ
  • 人と関わるのが怖くなったり、嫌になったりする
  • 他人軸の注目を集める行動で満足してしまう

といった対応を取って行く可能性が高いのです。

このような対応を積み重ねて大人になり、何かしら問題が起きた時

  • 本心に沿って動こうにも、自分がどうしたいのか、わからない
  • 本心がわかっても、何をしたらいいのかわからない

と感じるようにもなり、自分らしく、幸せに生きることが難しくなるのです。

これは阻止したいと思いました。

モラハラ夫に自分軸で接しながら子供の進学の実現と関係改善を図る

お子さんの幸せを願っているTさん。

Tさんと旦那さんの他人軸の影響が、お子さんの身に降りかかるとなると、彼女はずっと後悔をしていくことになる。

だから、今回、Tさんもそうだけれど、高三のお子さんにも「やりたいことを周囲に話したら協力が得られる。必要な対応を一つずつ取って実現へと結び付けていく」という、自分と周囲を尊重する、自分軸での成功体験が必要なのではないかと私・伊藤は思いました。

そう考えると、Tさん、今ギリギリのタイミングで、自分軸へと変わるチャンスをつかもうとなさっているのでは?

伊藤

そう考えると、Tさん、今ギリギリのタイミングで、(自分軸へと変わる)チャンスをつかもうとなさっているのではないでしょうか?

このようなことをTさんに説明した所

Tさん

(子供に)やっぱり、やりたい事をやらせてあげたい!

と返ってきたので、この件についてもEFTタッピングを使って、取り組みをしてきます。

Tさんは、離婚するしないに関して、決めかねていました。

そのため、EFTタッピングを通じて、必要な対応を取りつつ、自分軸を作りながら、まずは関係改善を目指します。

離婚は、必要な手を尽くして、関係の改善が見られなかった時の最終手段としました。

  • お子さんの進学を実現すること
  • 旦那さんとの関係改善すること

を目的に、Tさんを中心にEFTタッピングを使い、他人軸から自分軸へ軌道修正しながら「ご自身と旦那さんの意見の違いを尊重する」対応を取って行きます。

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