この話は前回からの続きです。
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既婚彼Sさんに、下記の意志表示をし続け、不倫を回避していたNさん。
お付き合いをするとしても離婚してから
私はフリーなので好きな人ができたらそちらに行く。必ず付き合える保証はない。
この記事では
- 普段、どのような感じで、既婚彼Sさんに対応していたのか
- 上記の意思表示を続けていたNさんが得たもの
を紹介します。
不倫を回避したNさんの既婚彼への対応
お二人は、公の場で顔を合わせたり、必要な話をしたりする機会が結構ありました。
そんな中で、不倫を回避したNさんの既婚彼Sさんへの対応とは
ずっとチクチク言っていました(笑)
「ずっとチクチク」の中身は人それぞれです。
既婚彼・Sさんは、離婚すると意気込んでいたものの、何をしたら良いのかわからない様子だったので、以前Nさんに
手始めに、必要機関に出向いて、相談することから始めてみては?
と話していたのです。
その内容を、NさんはSさんに伝えた後、「離婚するといっても、必要かつ具体的な行動へと繋げなければ、何も変わらないよ」という内容を何度も話していたのだそうです。
彼女は、EFTタッピングで、他人軸から自分軸への軌道修正を積み重ね、基本を押さえたコミュニケーション術を身に着けてきました。
彼へのチクチクも、基本を押さえた術の応用に過ぎません。
Nさんの伝え方一つで、Sさんの反応や行動が代わり、物事の展開も変わる可能性があります。
なので、地道にチクチク、チクチクしていたのです。
転勤が決まった時の既婚彼への対応
転勤・異動が決まり、準備をしていた頃のNさんは、既婚彼Sさんに対し、公の場で必要な会話はするものの冷ややかな態度を取っていました。
なぜなら、チクチク言い続けたにもかかわらず、Sさんが決定打となる行動を取らなかったからです。
もう知らん!
ということで、既婚彼Sさんは、Nさんの異動を、彼女の口から直接ではなく、公に広まった情報として知ることとなりました。
え、なんで?
え、なんでって、有言不実行なのだから、仕方あるまい。
このような感じで、お二人は離れたのです。
Nさんの転勤による既婚彼の変化
Nさんが青森を後にした日のこと。
新居へ入る前に実家へ立ち寄った彼女から、アイホージュにメールが届きました。
彼は何か前向きです。
離婚してこっちに来るんですって。
(離婚については)慎重に頑張っているそうです。
でも私は予約制じゃなくて先着順だから、出会いがあったらごめんねって言っているので、気持ちは焦っているらしいです。
頑張れ。
文面からは、周囲から自分を認めてもらえたと感じることによって埋められる安心・安全を自給自足できるようになったNさんの余裕が感じられますね。
そう来たか。
となると彼は本命なのかも知れないなあ?
不倫を回避したNさんが得たもの
Nさんが出身県に戻ってから、七か月ほど経った頃のこと。
もし明日(予約枠が)空いていたら行こうかなあと思っているんですが、行く運命にあるかしら?と思いまして。
モミー(推拿)の予約を頂戴しました。
用事があって青森に来るらしいのだけれど、運命?
もしかして既婚彼・Sさんが動いたの?
その辺のお話やっとできるので・・。
Nさんの到着を楽しみにしていました。
ところが翌日、私が体調不良になったため、モミーは日を改めて、お話を伺うこととなりました。
(せっかく遠方からお越し下さったのに、あの時は申し訳ありませんでした。)
彼の離婚が成立しました
久しぶりにお会いした彼女から伺ったのは、「Sさんのの離婚が無事に成立し、来月Nさんの所に越してくる」ということ。
おお!!そういう展開があったのね。
彼、Nさんを追いかけたのか!!
すごいすごい。
おめでとうございます!!
良かったー。
いろいろお話を伺い、その日は解散しました。
お父様と彼との関係は悪くない
一か月後、Nさんから連絡が来ました。
彼が引っ越ししてくる前にお互いの親に挨拶をしたのだそう。
Nさんが見た限りは、お父様の反応は悪くなかったようです。
以前お父様は、元彼にキツイ態度を取っていたと伺っていたので、気になるところでしたが、良かったです。
Nさん曰く、(元彼と違って)仕事を長く続けていたことや、新天地での仕事が決まらないうちは挨拶できなかったと言っていたことが好印象だったのではないかと。
後はこれからですね!
当然だけれど。
積み重ねの大切さを実感なさっている様子が伺えました。
新車を手に入れました
再びNさんがモミーしに、アイホージュへおいで下さったのは、ここから九ケ月後。
用事があり、NさんとSさん、お二人で来青していた時のことです。
彼を別な場所で降ろした後、お一人でNさんが車を運転してアイホージュにおいでになったのですが、事前に伺っていた通り、新車になっていました。
なんと、お父様が新車を買って下さったのだそう。
Nさんが、あと1~2回でお父様への借金を完済するという頃。
返済とは全然関係のない、とある出来事によって、お父様の中で行き場のない気持ちが生じたことが、彼女の新車を買うきっかけになったそうです。
そういうことがあるのですね。
お父様が、Nさんのために張り切って買ってくれたがのが良くわかるね。
Nさんを知る人であれば、彼女の新車のある箇所を見たら、それがわかるはず。
すごく張り切っていました(笑)
以前、友人に中古車を買いたいという話をして断られたのを思い出し、改めて胸をなでおろしながら「ホント、あの時買えなくて良かったね」とお互いに話をしていたのでした。
ご結婚おめでとうございます!
そして、さらに五カ月後。
Nさんから入籍をしたとの連絡が入りました。
ここに至るまでの三年と数か月の道のりを振り返り、お二人が一緒になられたことがとても感慨深く、うれしく思いました。
SさんがNさんを追いかけた理由を私が詳しく知る由はありませんが、入籍が決まった後だったか、サロンにおいでになったNさんから、このような話を聞いたことがあります。
Nさんが元彼と別れたと知って近づいてきた彼が、彼女と接するうちに
最初はNさんの顔が好きだと思っていたけれど、今は顔も好きだけれど考え方も好きだ。
ハーイ、ごちそうさまでした!
どうぞ末永くお幸せに!