他人軸から自分軸への軌道修正術のパイオニア班

アイホージュには、数年~十年以上EFTタッピングを使って、他人軸から自分軸へ軌道修正をし続けた、クライアントさんが複数人いらっしゃいます。

名付けて、パイオニア班。

なぜ、パイオニアと呼んでいるのかというと、「皆さんがいらっしゃらなかったら、他人軸から自分軸への軌道修正術」は、この世に存在しないから。

数年前、継続セッションをお受けになっていた、一人のクライアントさんの個人講座で、他人軸から自分軸への軌道修正術がどのように出来上がったのか概略を話す機会がありました。

その際に「・・ということは、私、パイオニアなんですね!嬉しい!」と返ってきて、すごくありがたく思ったことがあるのです。

なぜなら、このEFTタッピングは、当初、わからないことだらけだったにも関わらず、パイオニア班の皆さんは、数年~十年以上に渡り、取り組み続けて下さったのです。

目次

ありのまま認めることに関するパイオニア?

振り返ると、私自身も、ありのまま認めることに関して、パイオニアなのかもしれません。

アイホージュのEFTタッピングの始まりの段階で、私が知っていたのは、「なぜかわからないけれど、ネガティブな感情や思考などをありのまま認めると、変化が得られる」ことだけ。

変化の体験が先行する中で、何がそうさせるのかが全くわからない。

自身の目の前の出来事や悩みを題材に、一つの方法を徹底して使ううちに

  • 自分をありのまま認める
  • 自分をありのまま認めるように、他者が他者をありのまま認めることを尊重する

という、二点を押さえればいいことにも気付きました。

この二点を押さえることで、自身を守りつつ、物事を成していけると知ったのは、自分軸をマズローの図で表せるようになってからです。

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自分の変化が面白かったから、どこまでも、ありのまま認める方法一つで行こう。
その先に、何があるのかを見てみたい。

そんな思いを抱いていました。

ありのまま認めることは宝探しのようなもの

クライアントさんとのやり取りを通じて、生じた疑問の答えを探す。

その後のセッションで、クライアントさんの口から、答えが出て来る。

その答えが、また次のセッションで活きる。

クライアントさんから、新たな疑問を投げかけられる。

その答えを探す。

このフレーズが功を奏したのはなぜ?

なぜこの場面で、このフレーズを使う必要があるのか。

試行錯誤をしたり、取り組み内容を言語化したり、つなげたりして、形になったのが「他人軸から自分軸への軌道修正術」です。

今だから言えることですが、私は、ありのまま認めることを通じて、宝探しをしていたんだなあって思います。

その宝探しが実現できたのは、それをやりたいと思っていた自分と、継続して取り組んで下さった、パイオニア班の方々がいたからです。

クライアントさんにとってのセッションもまた、宝探しとも言えるかもしれません。

伴走が許されたことも、私の宝物です。

お一人のパイオニアとの再会

今月、パイオニア班の一人、Uさんが推拿を受けにアイホージュへおいでになりました。

最後にお会いしたのが、コロナになる前なので、数年ぶりの再会です。

UさんEFT事例その1

UさんEFT事例その2

もう一緒にセッションをすることはなく、もしやるようなことがあったとしたら。

大きな変化があって、一時的にハードモードになった時じゃないかと個人的に思います。

Uさんの他人軸のタイプはβ

パイオニア班の中にタイプβの方が、数人いらっしゃいます。

私自身はαなので、クライアントさんが同じタイプの方だと「わかるー!」と思うのですが、βの方の、欲求を扱う際の感情や情や思考、言動などは、当初、全く理解ができませんでした。

私とタイプの違うクライアントさんをつなげたEFTタッピング

なぜ、やりたいことをやるために、まずは、周りの言うことを聞こうと思うのだろう。

なぜ、相手の言葉を一字一句間違わずに聞こうとして、精神をすり減らしているのだろう。

ヒアリングしながら、私の頭の中は疑問だらけでした。

そんな私とβタイプの方たちをつなげたのは、EFTタッピングの手法を使って「感情や思考、言動などをありのまま認め。掘り下げること」

私は、クライアントさんが欲求を扱う背景を知りたいと思っていました。

背景(理由)を明らかにし、どこでつまづいているのかがわかれば、対応が取れるはずと考えていたからです。

なので、雑談をしながら、なぜそう思ったのか、なぜそうのように動いたのか、一つ一つ、ヒアリングしていました。

何度もEFTをするうちに、βタイプの方々の、欲求を扱う背景や対応策がわかってきました。

そこから、日々の短期的なEFTの積み重ねが、長期的に活きることを念頭に、EFTをしてきました。

現在のUさん

現在のUさんは、今の生活がすごく楽しいと言います。

Uさん

もちろんイヤなことだってあるけれど「だったら、こうしよう」って動けばいいしね。

現在、どんなことをしているのかを伺う中で、あることに気付きました。

Uさんが、昔、やりたいと仰っていたこと、ほとんど実現してきているのです。

Uさん

言われてみると、そうですね。
今も、こういうことがあって、将来、あれやりたいなって思っています。

積もる話に花が咲く中で、現在の時点から、過去のEFTを振り返りました。

伊藤

あの頃、集中してEFTをしたこと、今はどう思いますか?

Uさん

私は、良かったと思っています。

みつるさん、EFTで、私の(他人軸)癖(と対応方法)を教えてくれたでしょう。

自分を理解することが大事で、癖に気づいて、言動を変えることが必要なんだってわかって良かったです。

伊藤

じゃあ、もし、EFTをしないまま、今の年齢になったとしたらどう?
あの頃、若くないからここ(生まれ育った土地)にいるしかないって言っていたでしょう?

Uさん

考えるだけで恐ろしいーー。ぞっとする。
他に選択があるのに、あの時はそれしかないって思い込んでいたんですよね。

伊藤

怖くなって引っ越す時期が一年後になった時がありましたよね。

Uさん

あれは、本当に悔しかった。
だから、来年は絶対に引っ越すって決めて、周囲にもそう伝えていたんです。

伊藤

あれはあれで良かったと思います。
もし前の年に動けたとしても、引っ越し先でグダグダしたと思うし、ご自身の内側が熟すのを待つって大切!

彼女には、当初から、絶対に譲れないことがあったのですが、周りからは「こっちのほうが良い」と別な選択をずっと勧められていました。

ところが、ここに来て状況が変わり、ご自身を尊重したことが、最善の結果に至ったのです。

時が経たないとわからないことってあるのです。

こうやって、パイオニア班の方々からお話を伺いながら、過去のセッションや、自身の取り組みを振り返り、「出来事は違えど、短期的な取り組みの積み重ねが、長期的に活きている」のを実感するのです。

パイオニア班の皆さんありがとうございます

パイオニア班の皆さん、いつもありがとうございます。

皆さんが、EFTタッピングを通じて、思ったことをそのまま話して下さったり、経過を教えて下さったりしたから、他人軸から自分軸への軌道修正術が形になったことを、覚えておいてくださると幸いです。

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