ぐるぐる思考が止まらない時は自分をありのまま認めて他人軸から自分軸へ軌道修正しよう

今でこそ、ぐるぐる思考が止まらない時は自分をありのまま認めて、他人軸から自分軸へ軌道修正しようと謳っている私・伊藤ですが、もともとはぐるぐる思考の持ち主です。

事故に遭った後、情報を集めては現状を変えることに結びつかず、「いつか、この状態から抜け出せたら、何が起きていたのかを事細かに明らかにしたい」と思うようになりました。

まさかそれが仕事になるなんて・・。

目次

EFTタッピングでぐるぐる思考が止まらない原因を探り続けた日々のこと

以前の記事で触れましたが、私は、EFTタッピングのセッション提供や自身の取り組みを通じて、解決することのない、多岐に渡る問題・悩みがクライアントさん達から止めどなく出てくる原因を突き止めようと思っていました。

多岐に渡る、解決することのない問題・悩みとは、例えば

  • プライベート
  • 仕事
  • 恋愛
  • 結婚
  • 子育て
  • あらゆる人間関係
  • お金
  • 自信がない
  • どうしたいのかわからない
  • やる気が出ない


などのこと。

これらの問題・悩みが複数、絡み合っていて、身動きが取れなくなることで、ぐるぐる思考になっている訳です。

原因を突き止める方法も、問題や悩みの対応策も、自分をありのまま認める一択

原因を突き止める方法も、問題や悩みの対応策も、クライアントさん達の視点・感情・思考・言動などを、ありのまま認める一択でした。

普段私は、ヒアリングをしている時に、クライアントさんから出て来る、さまざまな問題・悩みと、それに伴うクライアントさんの思考や言動などをメモしながら、「どの悩み・問題からEFTを始めるのが最適か」を考えています。

量が量なだけに、ただ記録するだけでは、自分もセッションも取っ散らかるからです。

人は何を中心に動いているのかがヒントになる

ある時、ふと、人って、何を中心に動いているんだろうと思いました。

すぐに答えは出なかったので、思ったことを心に留めながら、継続セッションに取り組んでいた所、「あ!~したいという欲だ」と気づいたのです。

欲と書くと、欲望とか、強欲とかあまりいい意味には感じないかもしれません。

でも

  • 目標
  • 希望
  • 願い
  • 疑問
  • 意志
  • 知的好奇心

だとどうでしょう?

これらも、言葉や表現を変えた「欲」です。

詳しくは別記事で触れていますが、EFTタッピングで扱う、中心となる「欲」は、マズローの図で表すと三段階目。

さまざまな社会に同時所属することで、自分の中で生じる欲求を指しています。

複雑に見えるけれど土台はシンプルな人の動き

人の動きは、言葉や表現などの装飾によって、複雑に映ります。

でも、装飾を取っ払うと、「自分の欲を認識し、それを求め、自らを満たす」というシンプルな土台が見えてきます。

人生とは、生きるとは、自分の欲を扱うことの連続・積み重ね。

自分の欲を求め、満たすことは、「自分の視点・感情・思考・選択・言動・結果」で構成されています。

ヒト・モノ・コトに対応し、頑張っているのにうまくいかないと感じる時の、視点・感情や思考、言動をありのまま認めると、その方の、欲の扱い方がわかります。

止めどなく出て来る、解決することのない、多岐に渡る問題や悩み(ぐるぐる思考)が生じる原因も、当然、見えて来るはずなのです。

これらを突き止めるまでに、数年単位の時間がかかりましたが、やる価値はありました。

特別に、あなたにその論理を説明しましょう。

ぐるぐる思考が生じる原因は他人軸

ぐるぐる思考が生じるのは、他人軸(による欲の扱い方)が原因です。

下記の記事で、思い込みはなくすのではなくありのまま認め事実と感情を分けると、必要な対応が取れるようになると書きました。

普段、ほぼ意識しないと思うのですが、あなたがご自身の欲を扱う時は

  • 時間
  • 労力
  • 人間関係
  • お金
  • 自信
  • 存在価値
  • 居場所
  • 肯定感

などがセットで伴います。

思い込みが生じていて、事実と感情が分けられなくなると、必要な対応が取れなくなるため、これらがセットになった状態で「ロス」が生じるのです。

欲を扱う際の、一回、一回のロスは、大したことがないと感じます。

だから、ヒト・モノ・コトを変えた状態で、自覚なくロスを繰り返します。

日々、自分の欲を扱ったものの、必要な対応が取れなければ、ロスが生じる訳ですが、これらが時間の経過とともに大きくなり、言葉や表現で装飾されたものが「多岐に渡る、解決することのない問題・悩み」なのです。

必要な対応が取れず、解決することがないのだから、どんなに悩んだところで、ぐるぐる思考からは抜けられません。

その原因は、自分の「他人軸(による欲の扱い方)」にあります。

でも、他人軸の場合、うまくいかない原因が、「外側のヒト・モノ・コト」にあると感じます。

そのため、外側を変えようとして、さらにロスが連動し、積み重なるのです。

だからといって、他人軸の状態のまま、自分の内側に視点を向けたところで、必要な対応が取れるかどうかは別の話。

なぜなら、過去の傷とも言える、ロスが大きくなっているため、自信がないとか、怖いとか、どうせ私は・・などと感じて、動けなくなっているからです。

傷を負ったまま、無理やり、自分軸で動こうとしても、さまざまな場面で、過去の対応から生じる思い込みが伴います。

事実と感情を分けられないので、必要な対応が取れず、うまくやれない自分を責める所に行きつきます。

視点を変えさえすれば、自然に思考や言動が変わる訳ではないのです。

ぐるぐる思考が止まらない時は他人軸から自分軸へ軌道修正する必要がある

悩みや問題がいろいろある。

ぐるぐる思考も止まらない。

もう頑張れないと息切れなさっているのであれば、ご自身をありのまま認め、欲の扱い方を、他人軸から自分軸へ起動修正する必要があるのです。

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