クライアントさんとのセッションで、アイホージュに関する、質問をいくつか受けました。
すごく新鮮で面白かったです。
その流れで、ウェブサイトに自分の写真を掲載していないのは何故かという話になりました。
理由は、今の時代はイラストでも、匿名でも、仕事が成り立つから。
(契約や支払いの段階では本名や住所を明かしているのだと思います。)
現在は、顔写真をもとに作成してもらったイラストを掲載しています。
でも、2009年にアイホージュを立ち上げた時は状況が違いました。
私は、最初からウェブサイトにもブログにも、顔写真を掲載していました。
当時は、SNSで顔出しをする女性は少なく、掲載することに躊躇していました。
でも自宅一角での運営だったので、住所の番地を出さないとなると、信用問題に関わるのですよね。
対面のサービスだったので、おいでになる方にとっては、得体の知れない人の家に訪ね、推拿やEFTを受けることになる訳です。
私だったら行かないなあ。
じゃあ、どうしようかと考え、住所の番地を出さない代わりに、顔写真を掲載し、固定電話を入れることにしたのでした。
固定電話は「実在しています」という証。
当時は、携帯では信用されないと言われていたのです。
後に、顔写真が掲載されていたから安心して来たと仰るお客様が、何人もいらしたので、良かったと思っていました。
でも、去年、上記で述べた理由で「もう写真はいいわ」と思いました。
代わりに、お申込みを頂き、日時が決定した時点で、電子同意書を交付。
お支払い完了後に、電子領収書の発行をしています。(これは数年前から)
もしかしたらクライアントさんにとって、面倒で負担がかかっているのではと思っていたのですが、「すごく丁寧」という話を伺い、安心しました。
同意書には法的な効力があります。
何かあった時に、お互いを守るために交付しています。
オンラインなので、お金払ってその後連絡が取れなくなった、という心理的な不安を取り除きたいのもあります。
同意書の文言に「乙(アイホージュ)は誠実に本件の業務を遂行するものとする」というのがあります。
交付の度に、この一文を眺めては、一回のセッションや講習に尽力することを誓っています。
そんな訳で、今の段階では信用面で、写真に重きを置いていないのでした。
もしかしたら、また写真に変えようと思う日が来るのかもしれませんが、今はイラストに頑張ってもらおうと思っています。