自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
EFTタッピングのセッションや講習では、パートナーや家族、親子、友人、職場の同僚や上司、後輩など、さまざまな人間関係や、コミュニケーションの悩みが出てきます。
このような時、私は、クライアントさんの悩みを題材に、ネガティブな感情をありのまま認め、掘り下げる伴走をしながら、「二つの基本」を押さえた取り組みをしています。
これは、クライアントさんが日常生活で、自分軸のどうしたいのかに沿って、人間関係を築いたり、コミュニケーションを取ったりするために必要な準備でもあります。
この「二つの基本」は、セッションや講習の提供と、個人的な取り組みを積み重ねた私・伊藤が、実践を通じて見出したものです。
人間関係やコミュニケーションを取る時だけではなく、自分の欲を扱う際には、必ず押さえる、基本でもあります。
人間関係とコミュニケーション|2つの基本
人間関係を築いたり、コミュニケーションを取ったりする時に大事なことって、何でしょう?
- 笑顔でいること
- 礼儀
- 楽しく、魅力的な会話ができること
- 思いやりがあること
- 人の話を傾聴すること
これらも大事なことですが、それ以前の段階で押さえる必要のある「二つの基本」があるのです。
1・自分を尊重する
一つ目は、自分を尊重すること。
2・自分と周囲の違いを尊重する
二つ目が、自分と周囲の違いを尊重すること。
一つ目ができるようになって、初めて、二つ目が可能になります。
一つ目ができなければ、二つ目ができるようにはなりません。
二つの基本を押さえた上で二つの欲求を満たす
二つの基本を押さえた上で、まずは他人軸の「どうしたいのか」意思・欲を自分で認め、求め、満たすこと。
その次に、自分軸の「どうしたいのか」意思・欲を自分で認め、求め、満たすこと。
この順番を守る必要があります。
コミュニケーションの悩みの原因は他人軸
コミュニケーションの悩みが生じる原因は、ご自身の欲を他人軸で扱っていること。
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他人軸の状態では「周囲の目に映る、自分の表面的な態度・言動・雰囲気を装う」ことが、人間関係・コミュニケーションの基本となっています。
コミュニケーションを取る際は、無意識のうちに、周囲の雰囲気・言動・態度などから、何を思い感じ考えているのか、自分が察した内容をもとに、相手に配慮した行動を取ります。
自分が内心、思うことがあっても、表面上は
- 自分の意思を犠牲にする
- 周囲を自分に従わせる(相手の意思を犠牲にする)
- 双方の意思を犠牲にする
という対応をします。
この対応によって
- 周囲が自分の思い描く反応をしたと自分が判断した場合は、承認を得られたと感じ、安心する
- 周囲が思い描く反応をしないと自分が判断した場合は、承認を得られないと感じ、不安になる
というパターンがあるのです。
時に、周囲が自分の思い描く反応をしているにもかかわらず、「本当はそんなこと思っていない癖に」といった、疑心暗鬼になることもあります。
このような対応によって、自分の内側が置いてきぼりになるのです。
自分を尊重することができない
内側が置いてきぼりになると、自分を尊重することができなくなります。
自分を尊重できなければ、自分軸の「どうしたいのか」は引き出せなくなります。
仮に引き出せても、周囲の承認と安定を欠くことになるため、必要な行動には結びつけられません。
- 自分がどうしたいのか
- 何をする必要があるのか
- 何を話したらいいのか
- 何を聞いたらいいのか
などがわからないと感じる状態なので、自分軸で動きようがないのです。
仮に、必要な対応が取れたとしても、自分の意識は、「他人軸の状態で求める、周囲からの承認と安定」に向いています。
そのため、自分の対応の結果ではなく、承認を得られたか、得られなかったか、周囲の対応や反応に執着し続けます。
この状態で、誰かから「自分を尊重しましょう」と言われると、他人軸のどうしたいのか、意思・欲を尊重しようとします。
そうなると「相手が自分の思い通りに動くこと」を求めるため、
と言うことが起こります。
他人軸で生きること自体、不自然です。
うまくいかないことで、自分軸へ軌道修正するよう促されているのです。
自分を尊重できなければ他者を尊重することはできない
他人軸で自分の欲を扱っている場合、自分と他者の違いを尊重しようと言われると、自らを犠牲にすることで、相手を尊重しようとします。
肝心な、自分の内側とのコミュニケーションが取れないので、表面的なテクニックを磨きながら、明後日の方向に努力することになるのです。
一人でいるのが楽。
でも一人でいるのは寂しい。
相反する思いを行き来しながら、自覚なく、物事を先延ばしするということも起こります。
このような状態にあるため、他人軸で欲を扱っている場合は、人間関係が苦しくなったり、怖くなったり、辛くなったり、悩みが尽きないのは、当然なのです。
自分軸で人間関係を築いたりコミュニケーションを取ったりするための基礎作り
他人軸によって、人間関係に悩んでいる時は、EFTタッピングの手法を使った「事前準備と振り返りと後始末による二つの基礎作り」をお勧めします。
これが、自分軸で人間関係を築いたり、コミュニケーションを取ったりするために必要なことです。
恋愛、パートナー、同僚、上司、友人など、さまざまな人間関係で生じた悩みに伴う、ネガティブな感情(不安や恐怖心など)をありのまま認め、掘り下げながら
- 自分がどうしたいのか
- 何をする必要があるのか
- 何を話したらいいのか
- 何を聞いたらいいのか
を理解しつつ、他人軸の「どうしたいのか」意思・欲を自分で満たすこと。
その次に自分軸の「どうしたいのか」意思・欲を自分で満たすこと。
基礎作りをする中で、なぜ他人軸でコミュニケーションを取っているのか、その原因が浮上してきます。
この原因にもアプローチをするこどで、
と言うことが起きていて、それが傷になっていることにも、お気づきになるはずです。
過去のさまざまな場面で起きたことにも、EFTタッピングの手法を用いて、アプローチします。
傷を癒したり、二つの基礎を強化したりしながら、自分の内側を尊重します。
自分を尊重することが、他者を尊重することや、そのために必要なテクニックを磨いたりすることにも結びついて行きます。