他人軸の怖いところ

自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

他人軸でご自身の欲を扱っている場合。

自分の内側ではなく、ヒト・モノ・コトといった外側に意識が向いています。

欲の扱い方の関係で「必要な対応が取れているのにもかかわらず、できていない」と感じるのです。

反対に、必要な対応が取れていないのに、したつもりになっている、ということも起こります。

意識が外を向いているので、このことに気付けないのです。

なので、自分は必要な対応を取っている。
なのに、相手がわかってくれない、やってくれないという、トラブルの種になります。

でも、思っていることが言えないと感じて、相手に対する苛立ちや怒り、寂しさや不満などを抱えたまま
どうしたらいいのかわからず、表面上は何事もなかったかのように振舞うことになります。

でも、抑えるという選択は、必要な対応の先延ばしにしかなりませんし、大問題に発展しかねないのです。

他人軸の状態では

抑える、我慢する
不満や漏らしたり、不機嫌さを出す
我慢の限界で大爆発
言ってやった!

という、お決まりの展開が待っているからです。

結局言ってやった!になるなら、最初から言った方が良いのです。

わざわざ大きな問題に発展させなくても、相手に対するネガティブをありのまま認めて、ご自身がどうしたいのかを引き出したら「そもそも必要な対応を取っていなかったのか!」と気づけます。

でも、「やっぱり思っていることが言えない」「言ったら嫌われる」とか、出て来るのですよね。

これは当然のことです。

「抑える」という選択の弊害で、必要なことを伝える練習をしていないのですから。

抑えた内容をそのまま噴射してしまい、言わなくていいことまで言ってしまうからです。

自分はすごく相手に配慮していると感じているのに、実際はそうじゃないのが他人軸の怖いところです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次