自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
普段私は、「感情や思考、言動などをありのまま認める」という基本を押さえて、EFTタッピングをしています。
基本を押さえた取り組みの積み重ねが、「自分らしく幸せに生きる」ことへと結びつくからです。
基本を押さえてEFTタッピングをする
アイホージュを立ち上げのお供として、EFTタッピング(現・他人軸から自分軸への軌道修正術)を使っていた時。
「ネガティブだろうが何だろうが、ひとまず、自分の思い感じ考えていることを、ありのまま認める」という一つのことを守って、フレーズ(言葉)作りをしていました。
やり方にも書いていますが、私はネガティブ・ポジティブリマインダー(言葉)をいちいち変えません。
いちいち変えた時「次、何のリマインダーを入れたらいいんだろう」という思いが先走ってしまい、今取り組んでいるリマインダーにも、自分の内側にも、全然集中できなかったからです。
初めてセッションを受けた時も、自分一人で取り組んだ時も、同じリマインダーの繰り返しで変化が生じたため、理由がわからないまま(今はわかるけれど)そうすることにしたのです。
同じリマインダーを繰り返すことで
- 何等かの動きが出た
- 過去のことを思い出した
- 疑問が湧いた
時などは、次の段階へと進む。
何もなければ、同じリマインダーをひたすら口にする。
言葉を少しだけ変える。
言葉を強調してみる。
など、いろいろ試してみたものです。
一つのことを守りながらフレーズを作る
フレーズを(微調整することはあっても)変えずに使い続ける
これらの取り組みが、現在の「自分らしく幸せに生きるために他人軸から自分軸へと軌道修正する方法」へとつながっていきました。
基本を押さえるって、本当に大切です。
基本を押さえ続けると次の段階に進める
基本を押さえ続けたことで、「順序だててEFTを進める」ことに意識が向くようになりました。
目的は二つあって、一つは、提供者として混乱しないようにするため。
もう一つは、当初から「クライアントさんが、お一人で取り組むこと」を想定していたから。
ネガティブをありのまま認めた。
あれ、でも、次どうしたらいいんだっけ?と迷う。
適当にポジティブな言葉を並べ、非現実的なフレーズを口にしては
「これで効くのかなーー?」
やってみたけれど、何も変わらない現実に、
「変わらないから、やめちゃった」
こういったことを、できるだけ避けられるようにしたかったのです。
そのため、セッション提供や、自身の取り組みを通じて、仮説と検証を繰り返すようになりました。
皆の悩みは違うけれど基本は同じ
その過程で気づいたことは
皆に生じている出来事(問題や悩み)は違う。
でも、基本は皆、同じ。
「自分の欲を自分で扱う(意志を扱う)」
「感情、思考などをありのまま認める」
「自分を尊重する」
「自分と他者の違いを尊重する」
基本の上に装飾する、言葉が皆、それぞれ違う。
だったら、装飾を一度取っ払えば、「どの順番でEFTを進めたら、頭と心が納得した状態で前に進められるのか」割り出せるなあと思ったのです。
基本を押さえてEFTタッピングをすることで得られるメリット
基本を押さえた取り組みを続けると、自分への理解にもつながります。
これにより「あの時も、この時も、同じところでつまづいていたー」という気づきが生じますし「じゃあ、どうしたらいいんだろう。どうしたい?」という問いかけとともに、軌道修正へとつなげることも可能になります。
基本を押さえるメリットはたくさんあるのです。
基本を押さえた上で、いろいろ試してみよう
フレーズ(言葉)作りに、良悪・正誤はありません。
基本を知って、まずは順序だててやってみる。
慣れたら、基本を押さえた上で、自分に合う言葉を選び、自由にやってみる。
基本を無視して、自由に言葉を並べてみる。
プロセスをすっ飛ばして、ポジティブな言葉を入れてみる。
リマインダーをいちいち変えてみる。
どれもやってみて、初めてわかることがあるのです。