心と身体の声を聞く方法
自分軸教習所では、他人軸から自分軸へと軌道修正するためのツールとして、EFTタッピングを使います。
上半身にあるツボを軽く叩きながら、言葉を口に出し、
出来事(悩み)に対する、ネガティブな感覚や感情、思考などをありのまま認める
という取り組みをしています。
実はこれ、心や身体の声を聞く方法でもあるのです。
タッピングって、自分の内側の感覚と言葉をつなげるもの。
私は、初めてEFTをした時に、自分の感覚と放つ言葉が連動していることに初めて気づきました。
ただ言葉を口に出すのと、タッピングを伴わせるのとでは、全然違うんですよ。
初めてフォーカシングの存在を知る
今から10年以上前のことです。
遠方からおいで下さったクライアントさんから「フォーカシングってご存じですか」と聞かれたことがありました。
私は知らなかったのですが、フォーカシングとは、
やさしい思いやりをもって、先入観なしに自分の体に耳を傾ける
引用元: やさしいフォーカシング
クライアントさんの仰ることに興味があり、本を取り寄せました。
でも、残念ながら、その時は読み進めることができなかったのです。
ちょっとまどろっこしいな。
EFTの方が早い。
フォーカシングに対する思いが変化した時のこと
本にも、読むタイミングがあるのでしょう。
棚に放置していた本を引っ張りだしたのは、5年後のこと。
納得する内容に、惹きこまれていきます。
あれ?
私のやっているEFTタッピングって、もしかしたらフォーカシングに近い?
そう思って、フォーカシングにチャレンジ!したのです。
結果、私の場合は「フォーカシングするにしても、感覚と言葉をつなぐ、タッピングを抱き合わせることが必要だ」と思いました。
まだ言葉にならないような、からだで感じられる微妙な感覚に注意を向け、そこから言葉を出していく作業です。
引用元: フォーカシングについて
とあるのですが、私が提供している内容は、
フォーカシングに、ネガティブをありのまま認めるというEFTの内容と、タッピングの手技を絡める
というのが合っているように感じます。
EFTタッピングで感覚と言葉の連動に気づき、心と身体の声を聞くきっかけを得る
何度か書いていますが、私は、初めてEFTタッピングのセッションを受けた時に、
- 「悩みに伴う、自分の内側の感覚」と「自分が放つ言葉」が連動している
- 「自分が放つ言葉」と「自分の感覚が」フィットする時には、清涼感が生まれる
と感覚と言葉で理解したことがあります。
これが、心と身体の声を聞いたり、他人軸から自分軸へ軌道修正したりするきっかけとなることを、この頃の私は知りません。
EFTタッピングで感覚の言語化をするようになった時のこと
後に、アイホージュの立ち上げの際に「物を一つ動かすにも、やりたくない」という思いで、どうしようもなくなり、苦し紛れに、一人でEFTタッピングをするようになりました。
EFTタッピングは「ネガティブな感情」にフォーカスします。
ですが私は当初から感覚・感情に留まらず、思考や言動、得た結果などもありのまま認めていました。
感情を認めていると、自分の中から疑問が湧いたり、何かを思い出したりします。
自然と、自問自答が生じ、思考や言動などを認めざるを得なかったのです。
この時「清涼感が生まれるよう、感覚に合う言葉を選び、細やかに言語化していけば、どうしたらいいのかわからないと思い続けていた自分のことがわかるのかもしれない。良いものを見つけた。」と思っていました。
自分らしく幸せに生きるためにEFTとフォーカシングを掛け合わせて心と身体の声を聞く
何が起きているのかわからないまま、変化が先行する中で、感覚や感情、思考などをありのまま認める取り組みが
- どうしたいのかわからない自分との向き合い方
- 心・身体の声を聞く方法
- 自分を知る方法
- 悩みを解決する方法
- 望みを実現する方法
- 他人軸から自分軸への軌道修正術
となっていきます。
もともと人間は、自分の思考や感情、言動などを自分がありのまま認めることで、力を発揮できるように創られていると知ったのは、もう少し後のことです。
心と身体の声を聞いたらそれで終わり、ではありません。
自分の力を発揮して、自分と他者の違いを尊重しながら、幸せに生きること。
そのために、EFTとフォーカシングEFTとフォーカシングを掛け合わせて、心と身体の声を聞くのです。