人の言葉に傷ついた時に自分を認める必要性

自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

目次

なぜ人の言葉に傷ついたら自分をありのまま認めることが必要なのか

自分ではきちんとやっていたつもりだったのだけれど、人から注意されたり、嫌なことを言われたりした時

  • 自分を否定された
  • 文句を言われた
  • ばかにされた
  • 見下された
  • けなされた

などと感じて傷ついたり、むかついたり、苛立ったり、怒りが湧いたり、かっとなったりするという話は、本当に多いです。

これは、他人軸の状態で起こり得ることです。

気にしないように振る舞って放置すると、

  • 対人関係に溝が生じやすくなる
  • 不要なトラブルに発展する
  • 人と接するのが怖くなる
  • 繊細になる
  • 事実と感情の区別がつかなくなる
  • 本当に必要な対応が取れず、同じことを繰り返す

など、自分が苦しくなっていきます。

なので、対応方法を身に着けておくに越したことはありません。

オススメは、EFTタッピングを使って、ご自身をありのまま認め、理解すること。

人の言葉に傷ついたら自分をありのまま認めることが必要なのか

ご自身を理解することは、人の言動に対して生じる、自分のネガティブな感情をありのまま認めることから始まります。

タッピングしながら怒りや苛立ちに任せて、気のすむまで相手の言動を罵っても良し。

全部お前が悪いなんて、100%他責にしても大丈夫。

関係ない二年前の出来事を引っ張り出してきて「あんただって、あの時こんなことしていたくせに」と言ってもいいんです。

ネガティブな感情を掘り下げるのには順番があるのですが、それに沿って存分に自分の感情や思いをありのまま認めていくと

  • 自分は何に傷ついたのか
  • 相手に何を求めていたのか
  • 本当の所、自分には、何が必要なのか

など「現状をより良くするヒント」に変えられるのです。

そのため自分に正直になるのがコツで、遠慮は不要です。

もし、自分の訴えを批判する自分が出てきたら、それもありのまま認めて行けばOKです。

これは折り合いをつけたり、自分を理解し、軌道修正につなげるためのプロセスに過ぎません。

自分の訴えを聞いているのは自分だけ。

安心して、存分にネガティブをありのまま認めていきましょう。

他人軸で人の言葉に傷ついた時に起き得ること

他人軸の状態では、波風を立てないよう、表面上は何にもなかったように振る舞いながら、胸の内は不満や苛立ち、怒り、不信感などでいっぱいになっていることが少なくありません。

また、実際の相手ではなく、第三者に不満を話し、わかってもらおうとする動きも出やすくなります。

自分は間違っていない、相手が間違っているなどと安心するために、同意してくれる(認めてもらえると感じる)味方が必要になるからです。

でも、愚痴を聞いてもらうことに関して、同じ人に頼り続けるのは、注意が必要です。

一回や二回は良いかもしれません。

でも、第三者に不満を話し、うんうん聞いてもらうことは「不満を聞いてくれる側の善意」で成り立っています。

度重なると、不満をうんうん聞いてくれる誰かを、自分の都合の良いゴミ箱扱いすることになります。

本来、別なことに使えるであろう、誰かの時間や労力を、自分の愚痴の処理で奪うことになるからです。

そんなつもりはないと思うかもしれません。

でも、これは「そんなつもりがない」からこそできること、なのです。

都合の良いゴミ箱がたまり、我慢の限界が来たその人から指摘を受けたとしたらどうでしょう。

「いつも、うんうん聞いてくれていたのに、内心は不満だったんだ」と驚くのではないでしょうか。

これでは、人間不信にもなりかねません。

聞く側も、このようなリスクがあることを念頭に「愚痴を聞くと決めた」自分の選択に責任を持ちたいもの。

愚痴を聞いてもらうリスク

自分の愚痴を誰かに聞いてもらうのって、本当にありがたいのですが、これにはリスクが伴います。

例えば、つい調子に乗って話した時に、話を聞いてくれる誰かの顔色や態度が一瞬変化したように感じて「あ、今のマズかったかも・・」と取り繕うようにトーンダウン。

相手と別れ、家に帰ってからも「あー、あんなこと言わなきゃ良かった」と悔やむ。

その方に会う度に、その時のことを思い出して、あーっとなったり、自分の発言がおかしくないか気にして疲れるという経験はありませんか?

すっきりしたかったのに、かえって心が重くなる。

このような負担で自分を苦しめないように。

また、自分と相手を大事にするためにも「傷ついたと感じる自分を自分でありのまま認める」作業が必要なのです。

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