人から嫌われるのが怖い原因とは?
人から嫌われるのが怖い。
思っていることが言えない。
というのは、他人軸で自分の欲を扱い続けたことによって生じています。
「周囲の承認によって、安心を得る」状態にあるため、自分が思っていることを言ってしまったら、周囲の承認が得られず、嫌われる。
そう感じて、不安定になるのですよね。
不安定さを埋めようとしたら、周囲から承認が得なくてはなりません。
嫌われないように振る舞わなくてはならないと感じるのも、当然のことなのです。
人から嫌われるのが怖いという思いに根本対応を取る
人から嫌われるのが怖いと感じるという話がセッションや講座で出て来ることは、本当に多いです。
私もそうです。
このような思いが生じた時の、根本対応策は下記の通り。
一つの悩みを題材に、嫌われるのが怖いという所から、EFTタッピングを開始。
まずは、事実と感情や思考を分けながら、他人軸の欲が何なのかを明らかする。
その欲をタッピングを通じて自らを満たした上で、自分軸のどうしたいのかを引き出し、必要な対応を取る準備をする。
必要な対応を実行することが、自分と相手(の関係)を守ることに結びつく。
この方法を、ヒトを変えて積み重ねることで
- 他人軸の癖に対応する
- 自分と他者の違いを尊重する(自分軸を作る)
ことが身に付きます。
ヒト・モノ・コトを変えて積み重ねた他人軸は根強いので、根本対応を繰り返して慣れる必要があるのです。
人から嫌われるのが怖いという思いを放置してはいけない理由
人から嫌われるのが怖いという思いを放置してはいけない理由があります。
それは、本当に必要な対応が取れず、物事の先延ばしが起こり、それが次、次とトラブルを招く原因となるということ。
必要な対応が取れない
- 人から嫌われるのが 怖い
- 思っていることが言えない
という対応は、その場をしのぐだけ。
自分軸のどうしたいのかに沿って、必要な対応が取れなければ、物事の先延ばしが起こり、後にトラブルへと発展します。
自分も、相手も守れなくなります。
どうでもいい人には好かれ、大切にしたい人ほど信用されなくなります。
肝心なことが話せないので、関係が良好なのは、互いに気を遣い合う、最初のうちだけ。
だんだん「相手が自分のことを、本当はどう思っているのかを知りたい」なんて、探りを入れながら、とにかく嫌われないよう振舞っていくことにもなりかねません。
思い感じ考えたことを事実と捉える
他人軸の状態では、相手の言動に対し、自分が思い感じ考えたことを、事実と捉えます。
そのため、相手の一挙一動に対し
- 嫌われているんじゃないか
- 相手はこう思っているはず
- 言っても無駄
- ばかにされた
- マウントされた
- 見下された
など、承認を得られた、得られないを、自らが判断して動きます。
自分の思い感じ考えたことや判断によって、自らの内に問題が起こります。
承認と安定を得られたと自分が感じていたとしても。
反対に、承認が得られずに安定を欠いたとしても。
自分軸の「どうしたいのか」に沿って、自分と周囲の違いを尊重した対応は、取れていません。
また、実際に、相手がどう思っているかどうかも、別の話です。
このことに気付かずに、人の言動に対し、思い感じ考えることや判断を加えて、周囲の承認と安定を求め続けていくと、自分の内側の問題は大きくなる一方です。
大きくなったこの問題を、外の対人関係に持ち出してしまって、新たなトラブルを招くというのもよくある話。
だから、嫌われるのが怖いと思うなら、それを放置せずに、ありのまま認め、原因を突き止めつつ、必要な対応が取れる状態を、自ら作る必要があるのです。
人から嫌われるのが怖いという思いに根本対応を取ろう
他人軸の欲の扱い方(動き・流れ)を、ご自身の事例に沿って理解することには、時に大きな衝撃が伴います。
でも、衝撃によって
「こんなことはしても、何にもうまくいかないし、自分も相手も傷つけるだけ」
とわかった上で、必要な対応が取れるようにもなるのです。
嫌われることを恐れる気持ちをなくすのではなく、EFTタッピングを使って、ありのまま認め、掘り下げることで、
あなたの持っている本来の力を活かしましょう。
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