他人軸をやめたい大人の女性のための自分軸の作り方

他人軸をやめたい大人の女性のための自分軸の作り方

自分軸教習所では、他人軸をやめたいと思う大人の女性が、ヒト・モノ・コトに対応しながら、自分軸の作り方を身に着けるために、EFTタッピングの手法を使った、段階を踏んだ取り組みを提供しています。

目次

他人軸をやめたい大人の女性のための自分軸の作り方とは

自分軸・他人軸とは?

大人の人生は、自分の欲を自分で扱うことの連続・積み重ね。

この軌道修正術では、自分らしく幸せに生きることを目的に、自分軸の観点で、他人軸と自分軸、両方の欲を認め、求め、満たしていきます。

欲とは「~したい・したくない」など、自分の意思のこと。

自分軸の観点とは、下記のルールのこと。

  • 自分をありのまま認める(尊重・尊厳を守る)
  • 自分と他者との違いを尊重し、必要があれば、合意点を見出し実行する


自分軸というと、周りにお構いなしで、好き勝手に振舞ったり、一切我慢をしたりしないことなどを想像なさるかもしれません。

ここでは、そのような自分軸とは一線を画し、自分軸の観点に沿って

  • 自分らしく幸せに生きるために、自分も、他者も尊重する
  • 違いを尊重しながら、力を発揮しあい、互いに発展する

方法を、日々、実践していきます。

他人軸をやめたいのであれば他人軸と自分軸、両方の欲求を満たそう

この軌道修正術では、「自分のネガティブな感情や思考、言動などをありのまま認める」という一つの方法に、「上半身のツボを軽く叩きつつ、言葉を口に出す」というEFTタッピングの動作を伴わせながら、ヒト・モノ・コトに対して生じる、自分の欲を、他人軸→自分軸の順で扱い、自らを満たしていきます。

ありのまま認めるとは・EFTタッピングとは

欲には扱う順番がある

下記の記事で、マズローの図を使った、自分軸の作り方を紹介しましたが、欲には種類(段階)があり、扱う順番も決まっています。

欲には扱う順番があるってどういうこと?

ヒト・モノ・コトに対応する際に生じる、自分の欲を扱う時に、中心となるのは、三段階目の社会的欲求です。

三段階目の社会的欲求とは「複数の社会に同時存在することによって、自分の中に生じる、欲(を求め満たす)」を意味します。

他人軸と自分軸では欲の扱い方に違いがある

他人軸と自分軸では、三段階目の欲との扱い方に、違いがあります。

自分の欲である意思を「犠牲にする」のが他人軸。
「活かす」のが自分軸です。

そのため、このサイトでは、他人軸の欲求の扱い方の図を緑、自分軸のそれを、青で表します。

始まりとなる、三段階目の欲の扱い方が、異なるということは、その先にある

  • 上下の欲の認め方(感情・思考の扱い方)
  • 求め方(選択・行動の仕方)
  • 満たし方(得られる結果とそれに伴う感情や思考)
  • 自分の内・外側で起こること

なども、当然、異なります。

自分軸の欲求の扱い方は、別記事で説明していますが、2.3.4.5と上に向かっていきます。

それに対し、他人軸の欲の扱い方は、タイプによる違いがあるのですが、全タイプに共通する動きが、4.3.2と下に向かうのです。これについては別記事で説明する予定です。

いきなり自分軸で動いてはいけない理由がある

自分の人生において、自分軸で、自分を活かし続けてきたのか。

それとも、他人軸で自らを犠牲にし続けたのか。

過去の選択の積み重ねが、現在や未来の自分に大きな影響を及ぼしています。

過去の選択で生じた、さまざまな問題や影響を考慮せずに、欲の扱い方が他人軸のまま、いきなり自分軸で動くのは、無謀です。

長年、他人軸で生きてきた方の場合、ヒト・モノ・コトに対応する際に、最初に顔を出すのは、他人軸の欲の扱い方です。

他人軸で欲を扱う場合、自分の立場は、下記のどれかになります。

  1. 自分にも、周囲にも犠牲を求める
  2. 自分を犠牲にして、相手を活かそうとする
  3. 自分を活かすために、相手に犠牲を求める

そのため、例えば、これまで2・人のために、自分を犠牲にし続けた方が、やりたいことをやろうとすると、自分軸で動いたつもりが、実際は「立場」3・に変えただけで、他人軸のまま、ということが起こるのです。

いきなり自分軸で動いても他人軸からは抜けられない

いきなり自分軸で動いたつもりになっても、他人軸からは抜けられません。

立場を2から3に変えた場合、下記のようなことが起こります。

自分を活かすために、無自覚のうちに、相手に犠牲を求め、表面上は、うまく行っているように映る。

でも、実際は、うまくいっている訳ではなく、相手の我慢によって、自分が成り立っているに過ぎない。

そのことには気づかずに、うまくいっていると思い込んだまま、好き勝手に振舞い、相手の我慢が水面下で続く。

限界が来て、相手が爆発。

何もうまくいっていなかったと自分が気づいた時には、もう遅く、大切なヒト・モノ・コトを失ってしまった。

自分軸って、やっぱりうまくいかない。

そう思って、他人軸に戻る。

でも、自分を犠牲にするのは辛い。

だけれど、自分を活かしてもうまくいかない。

どうしたらいいのかわからない。

このような、立場を変えただけで、他人軸からは抜け出せず、どうしたらいいのかわからなくなっているのであれば、
ヒト・モノ・コトに対応する際に、自分軸の観点で、他人軸と自分軸、両方の欲を認め、求め、満たすと良いのです。


先に顔を出す他人軸の欲を満たしていくことで、「うまくいくと思い込んでいたけれど、実際はうまくいっていない」と気づいて、自分軸への軌道修正につなげることができるからです。

他人軸をやめるためにまずは他人軸の欲求を満たす


ヒト・モノ・コトに対応する際に、最初に顔を出すのは、他人軸の欲の扱い方だと述べました。

なので、まずは他人軸の欲求を満たしていきます。

他人軸というと「人に配慮する」「人のために頑張る」「波風を立てないよう、人の気持ちを考えて行動している」など、良いこと、正しいことをしていると思うかもしれません。

でも、果たして、そうなのでしょうか。

他人軸の欲求を自分軸の観点で満たしていくとわかること

起動修正術では、上記の思いに沿って、ヒト・モノ・コトに対応した結果、うまくいかないと感じる結果に至った時の無自覚の思考や言動などを、EFTタッピングの手法を使いながら、自分軸の観点で捉えていきます。

そうすると、下記のような事態になっていることに、お気づきになるはずです。

  • 自分の思い通りに人を動かすことで、安心したり、自分を満たそうとしたりしている
  • 先回りし、人のためにあれこれやりながら、相手を無力にさせることで、自分に存在価値を見出したり、相手が離れないようにしている
  • 人を都合の良いゴミ箱扱いにしている
  • 人から都合の良い扱いを受けることを自分が受け入れている
  • ダブルスタンダードで、自分はいいけれど、相手はダメだという対応をしている
  • 相手に配慮しているつもりで、実際は、相手が本当に望んでいることではなく、
  • 相手の言葉の裏を読んで、自分が感じたことを事実と捉えて、行動し、トラブルを招いている
  • 裏腹な発言をし、裏を読めない相手を責めている
  • 自分が我慢していることを何も言わなくても、相手が気づくべきだ

他人軸でうまくいくと思い込んでいたけれど、実際は何もうまくいっていない・・。

ヒト・モノ・コトに対応し、うまく行かないと感じている時の、ご自身の思考や言動などを振り返り、他人軸ではうまくいかないとこのようなことに気づいて、初めて、ヒト・モノ・コトに自分軸で対応するための、スタートラインに立てるのです。

自分軸のスタートラインに立つ

スタートラインに立ったからといって、すぐに自分軸で動ける訳ではありません。

過去の他人軸による対応の積み重ねの影響で、下記のようなネガティブな感情や思いが、自分の中で、次、次と浮上します。

  • 何をしたらいいのかわからない
  • わかっても、怖くて動けない
  • 面倒くさくて、やりたくない
  • そんなことしなきゃいけないの?
  • そんなことをやっても、人生が変わる訳じゃないし
  • 傷つきたくない
  • 新しい対応でうまくいくはずがない
  • 自分には無理だ
  • 不安で仕方がない
  • 感覚的には、やっぱり他人軸の方がうまくいくような気がする

この軌道修正術では、これまで表面上、ポジティブに振舞い続けたために、扱い方がわからず、蓋をしていたネガティブと感じるものを、自分軸の観点に沿って、一つ一つありのまま認めていきます。

そうすると、これらは、自らが傷つかないよう、保身のために、慣れた、他人軸へと戻ろうとする動きであることがわかります。

でも、だからといって、他人軸に戻ってしまうと、必要な対応が取れなくなりますし、かえって自分も周囲も傷つけることになります。


なので、ネガティブと呼ばれる感情や思考は、生じる度に一つずつありのまま認め、「頭と心が納得して動けるレベルになるまで」細やかに掘り下げながら、淡々と軌道修正をし、自分軸で動ける状態を作って行きます。

自分軸って思ったよりも簡単!


細やかな取り組みを経て、頭と心が納得した状態で、実際に、自分軸で必要な対応を取ってみると

思ったより簡単だった。

なんであんな面倒くさい(他人軸)ことをうまく行くと思っていたんだろう。


驚いたり、拍子抜けしたり、手ごたえやメリットを感じたり、新たなる道理に気づいたりします。

他人軸から自分軸への軌道修正を積み重ねる

ヒト・モノ・コトを変えながら、経験を積むことで、慣れが生じ、他人軸から自分軸への軌道修正が、少しずつスムーズになってきます。

実践を通じて、自分軸の観点で、他人軸→自分軸の順で欲を扱いながら

  • 自分をありのまま認める(尊重・尊厳を守る)
  • 自分と他者との違いを尊重し、必要があれば、合意点を見出し実行する

方法や術を身に着けたり、欲しいヒト・モノ・コトを得たり、それらを活かしたりしながら、経験や自信などを積んでいきます。

手前のことができなければ、後のことは、できません。

今できていないことを放置しても、未来でいきなりできるようにはならないのです。

気の早い話ではありますが、今取り組んでいることは、1年、5年、10年、20年・・と、未来へと結びついていきます。

他人軸をやめたい大人の女性に必要な段階を踏んだ自分軸の作り方

この軌道修正術は「自分らしく幸せに生きる」という目的に沿って、段階を踏んだ、短・中・長期的な取り組みを提供しています。

段階を踏んだ取り組みとは、大きくわけて下記の4つのこと

  1. ヒト・モノ・コトを題材に、他人軸の三段階目で、感情開放をしながら、どうしたらいいのかわからない自分を理解したり、自分軸のどうしたいのかを引き出したりする
  2. 1で取り組んだ内容をもとに、実際に、ヒト・モノ・コトに対応しながら、他人軸から自分軸へ軌道修正する経験を一通りする
  3. ヒト・モノ・コトを変えながら、1と2の取り組みを積み重ねて、自己超越の入り口に向かう
  4. 自己超越の、自分がどうしたいのかに沿って、ヒト・モノ・コトに対応し続け、違いを尊重しながら力を発揮し合い、発展する

人生は欲を扱うことの連続・積み重ねです。

自分軸教習所では、クライアントさんと相談の上、必要に応じて、短・中・長期的な軌道修正の伴走を担っています。

どこの段階を、どこまでやるのかは、あなたが決めることです。

段階を踏んで他人軸から自分軸への軌道修正を積み重ねるのには理由がある

他人軸による対応を積み重ねている場合、欲の扱い方の関係上、地道で基本的な取り組みを面倒に感じます。

一気に現状が良いように変わることを求めて焦るものの、必要な対応が取れずに、ヒト・モノ・コトと立場を変えて他人軸による対応を繰り返します。

表面上は何事もなく振舞いながら、内心ではうまくいかない自分を批判したり、卑下したり、落ちこんだり、思い通りにならないヒトを攻撃したり、うまくいっている人を羨んだり、妬んだり、時にマウントしたりしながら、その場をしのいでいきます。

周りのために、良いことをしているのだから、いつか大いなる存在が自分に良いようにしてくれる。

そう思っているのに、いつまでたっても、その時が来ない。

変わらないというよりは、悪化していく現実に落ち込んだり、自信を失ったり。

これは、動き損にしかなりません。

面倒に感じたら、面倒に感じる自分をありのまま認め、掘り下げることで、理由や不満を突き止めたり、何を求めているのかを知って、自らを満たしていく方が、前に進めます。

以上のことを踏まえて、自分軸教習所が提供する、他人軸から自分軸への軌道修正術では、段階を踏んだ、細やかな取り組みを行っています。



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