過去の記事でいろいろ書いていますが、頑張ってもうまくいかないのは、他人軸による対応の積み重ねが原因となっていて、自分軸へ軌道修正する必要があります。
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この記事では、頑張ってもうまくいかないとはどういうことか、頑張ってもうまく行かないと感じている時に何が起きていて、どんな対応が必要なのかを説明しています
頑張ってもうまくいかないってどういうこと
出来事を変えた状態で、他人軸による対応をうまく行くと思い込んで実行。
うまくいくはずなのに、うまくいかない。
なぜうまくいかないのかが、わからない。
うまくいかないのは、自分がダメだからだ。
このように感じるループを、出来事を変えた状態で繰り返すことを「頑張っているのにうまくいかない」と仰るケース、本当に多いのです。
頑張ってもうまくいかないとは、「自分の欲求がうまく満たせない」ということ
頑張ってもうまくいかないとは、別な言い方をすると「ご自身の欲求が、うまく満たせない」
人生とは、生きるとは、突き詰めると、自分の欲求を自分で満たすことの連続・積み重ねです。
「頑張っているのに、うまくいかない」のなら、ご自身の欲求の扱い方を変える必要があるのです。
頑張ってもうまくいかないと感じる時に起きている二つの問題
努力しているにも関わらず、欲求がうまく満たせないと感じる時は、下記のどちらかの問題が生じているはず。
- 他人軸の「どうしたいのか」欲求は満たせている
- 自分軸の「どうしたいのか」欲求は満たせない
- 他人軸の「どうしたいのか」欲求は満たせない
- 自分軸の「どうしたいのか」欲求も満たせない
前者は「うまく行っているように感じるけれど、頑張りが現実を変えることに結びつけられないので、何も変わらない。
何かがおかしいと感じるけれど、それが何なのかがわからない。
後者は、必要な対応が取れていない状態で、「こんなに頑張っているのにうまくいかないのは、自分がダメだからだ」と感じている。
他人軸による対応を積み重ねたということは、別ない方をすると、自分軸の「どうしたいのか」で対応する方法は身についていないということでもあります。
だから、どちらも、他人軸による対応を積み重ねるループからは抜けられないのです。
「もう頑張れない」となった時は他人軸を疑おう
加えて、他人軸の状態では、「自分や現実を、すぐに、何もかも思い通りに変えられる、魔法のようなテクニック」があると感じるため、外に答えを求めます。
テクニックをあれこれ変えることを「頑張っている(のにうまくいかない)」と捉えることにもなります。
そのため、ループの中で、的を射ない対処をし続けて疲弊。
最後には「もう頑張れない」となってしまうのです。
「もう頑張れない」と思ったら、ご自身を責めるのではなく、欲の扱い方が他人軸になっていないかどうかを疑った方が良いです。
頑張ってもうまく行かない時は自分の内側に目を向け適切に欲求を満たそう
頑張ってもうまくいかない状態を改善するには、ご自身の内側に目を向け、適切に欲求を満たす必要があります。
アイホージュでは、まずは「頑張っているのにうまくいかない」「やっぱり自分はダメなんだ」という結果に至る、ご自身の動き(欲の扱い方)を理解することから始めます。
EFTタッピングの手法を使って、ネガティブな感情をありのまま認めつつ、事実と感情を分け、掘り下げていくのですが、最初に顔を出すのは「他人軸の欲求」です。
これを思考、感情の上で、ありのまま認め満たしつつ、掘り下げるのですが、この過程で浮上するのが「自分軸の欲求」
これを理解した上で、自分軸のどうしたいのかに沿って、必要な対応へと結びつけ、これまでとは違う結果を得ていきます。
自分を救えるのは自分だけ
他人軸から自分軸への起動修正を始めて間もない頃は、どうしても、「自分や現実を、すぐに、何もかも思い通りに変えられる、魔法のようなテクニック」があるように感じます。
これは仕方がないことなのですが、例えシンデレラのように、一晩で何もかもが変わった所で、「自分軸による対応」が身についていないのであれば、常に誰かが、自分を救い出してくれることを求めたり、期待したりするしかなくなります。
大人になった今、自分を救えるのは自分だけです。
慣れが必要ですが、ヒト・モノ・コトに対する、感情や思考言動などをありのまま認めることで、ご自身の力は出せるようになります。
「適切な頑張りが、自分や現状を変えることに結びつく」方が、精神的にラクになりますし、「自分はできる」という自信につながるはず。
どうせなら、実り多き頑張りを積み重ねたいものですね。