自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。
前回の記事で、
- 入門講習(1回)
- セッション(6回)
- 基礎講習(6回)
について簡単に触れましたが、今日は、1・入門講習で何をするのかを紹介します。
この記事では、自分らしく幸せに生きるという、取り組みの全体的な目的を踏まえた上で、その一部分を構成する、 1・入門講習では何をするのかを説明します。
全体的を捉えた上で部分にアプローチをする
他人軸から自分軸への軌道修正術は、一つの悩み(ヒト・モノ・コト)を題材に、ありのまま認めるという自分軸の観点で、他人軸→自分軸の両方の欲を認め、求め、満たす取り組みです。
EFTタッピング一つのゴールとは?
一つの悩みを題材に、他人軸・自分軸、両方の欲を認め、求め、満たすことを、マズローの図で使って表すと、このような感じです。
これが、一つのゴールの形です。
日々欲を扱うことで得られるものと目指す場所
でも、一回欲を認め、求め、満たしたからといって、それで終わりではありません。
あなたの人生は、これからも続きます。
日々、ヒト・モノ・コト(悩み)に対応しながら、両方の欲を自分で認め、求め、満たし、一つのゴールにたどり着くことを積み重ねます。
他人軸で欲を扱っていた時には身に着けられなかった、自らを尊重したり、自分と他者の違いを尊重したりする経験や術、原動力、自信などを積み重ねによって得ながら、自分軸を育みます。
日々の積み重ねの先にある目的地
日々の積み重ねの先にあるものが、6段階目、自己超越の入り口です。
この入口に辿り着くまで、およそ2年。
一足飛びに進もうとしても、自らを尊重したり、自分と他者の違いを尊重したりする経験や術、原動力、自信など、日々の積み重ねがなければ他人軸からは抜けられず、現在地に戻ります。
これらを踏まえて、1・入門講習に取り組みます。
1・セッション形式の入門講習
1・入門講習は、一対一のプライベートで行います。(2も3もプライベートです)
私・伊藤の先導のもと、セッション形式でEFTに取り組みます。
一つの悩み(ヒト・モノ・コト)を題材に、私・伊藤がセットアップフレーズを作り、EFTをします。
一セット毎に、クライアントさんの状態を確認します。
クライアントさんが必ず答えられる質問を投げかけ、その回答をもとに私・伊藤が次のセットアップを作り、EFTの先導をします。
これまでやったことがないことは、説明を受けるだけで、できるようにはなりません。
「EFTのやり方はわかった。でも自分の悩みや問題の解決に結びつかない。」というのであれば、意味がないのです。
なので、ご自身の悩みを題材にセッション形式でEFTを使います。
入門講習で取り組むこと
入門講習では、一つの悩みを題材に、自分軸の観点で、感情開放→他人軸の欲を理解する体験をしながら
- ありのまま認めるとはどういうことか
- 事実と感情を分けるとはどういうことか
- セットアップフレーズの作り方
- 掘り下げ方
を学びます。
これは、他人軸から自分軸へ軌道修正する、一連のプロセスの始まりの箇所です。
なぜ感情開放が始まりなのか
起動修正の始まりは、マズローの図の3段階目・社会的欲求の「欲」(他人軸のどうしたいのか)の部分に当たります。
ここが始まりとなる理由は、「4段階目の人間関係に意識を向け、周囲からの承認と安定を求めて、3段階目の自分を犠牲にする」という状態が関係しています。
自分を犠牲にしたために、3段階目は未処理状態です。
モヤモヤだったり、いわゆるネガティブな感情を抱えていたりします。
そのために、ネガティブな感情を拾い、ありのまま認め、掘り下げることで、ご自身を守りつつ、3段階目の欲が何なのかを明らかにします。
これが基礎講習で取り組むことです。
事実と感情を分ける
初めての方の場合、悩みの内容に関わらず、下記のどれかに当てはまります。
- 周囲の承認が得られず、安定を欠いている
- 周囲の承認を得られたり、得られなかったりで、浮き沈みがある
- 安定しているけれど、内心では、何かおかしいとか足りないとか感じている
これら他人軸から抜けられない状態をマズローの図で表すと、このような感じです。
左が不安定、右が安定している状態です。
ヒト・モノ・コトを変えて、この二つの状態を行き来しています。
周囲の承認と書きましたが、実際は周囲から承認を得た・得られないを、ご自身が判断しています。
これは言い換えると、ご自身の思い感じ考えたことが事実になっている、ということなのです。
そのため、EFTタッピングを使って、周囲の承認と感じる自分の判断をありのまま認め、事実と感情を分けつつ、他人軸の自分は何を欲していたのかを具体的に明らかにします。
以上が、基礎講習で体験できることです。
基礎講習の内容
セッションを一通り終えてから、使用したセットアップフレーズに沿って、掘り下げの仕方を解説します。
全てのセットアップフレーズには意味があります。
一連のプロセスの始まりと掘り下げは基礎となる内容で、ヒト・モノ・コトを変えて使います。
入門講座で取り組んだ内容は、次の2・セッション(6回)につながります。
先を急がずに、まずは、お一人で、ヒト・モノ・コトを変えながら基礎講習で体験した内容を応用して、掘り下げに「慣れる」ことをお勧めします。
お一人で慣れる過程で得られる学びはたくさんあるのです。
そこから、次の2・セッション(6回)に進む、進まないを考えたら良いです。
入門講習のご案内
入門講習は、90分を予定しています。
お一人おひとりに合わせた取り組みなので、若干変動する可能性があります。
実践に時間を割きたいので、事前に資料をお送りします。
掘り下げ以外に、自由にEFTをするという、やり方もお知らせします。
金額は10,000円(税込)です。
プライベート講習なので、営業日を確認しつつ、ご都合の良い日時にどうぞ。
年末のうちに基礎講習を受けて、年始にお一人で「慣れる」に取り組むのもオススメです。