他人軸から自分軸に軌道修正するのは簡単なことじゃない

自分軸教習所を運営する、アイホージュの伊藤みつるです。

他人軸から自分軸へ軌道修正するのは簡単ではありません。

なぜかというと、他人軸と自分軸とでは、視点・思考・感情・言動などの扱い方が違うからです。

同じ日本語を使っていても、言葉に含める意味が違うため、互いに理解し合えません。

つまり、他人軸の状態で考える自分軸は、他人軸なのです。

そのため、いきなり軌道修正をしようとすると、抵抗が生じます。

抵抗とは例えば

  • 納得がいかない
  • 頭ではわかるけれど行動できない
  • 頭ではわかるけれど、心がついて行かない
  • 腑に落ちない
  • こんなことをやっても意味がない
  • そんなのやりたくない

などと感じること。

視点・感情・思考・言動の扱い方が他人軸のまま、いきなり行動だけを自分軸に変えようとしたら、抵抗が出るのは自然なこと。

このような時は、一つずつありのまま認めるに限ります。

視点・思考・感情・言動の扱い方を変え、頭と心が納得して動ける状態を作るために、ヒト・モノ・コト(一つの悩み)を題材に、EFTタッピングを使って、過去・現在・未来の疑似体験をします。

  • 感覚
  • 言葉
  • ありのまま認める
  • タッピング

を掛け合わせて、ネガティブな感情をありのまま認めることから始まり、順を追って掘り下げていきます。

セッション現場は、抵抗祭りです。

ヒアリングの段階で、出てきますし、一つ動くと、抵抗が出る。
この繰り返しです。

でも、抵抗の中には、現状を変えるヒントがあります。

なぜ抵抗しているのか、ありのまま認めて、原因を突き止めつつ(多分他人軸)リマインダーの繰り返しで行う「満たす」作業によって、納得しながら、一つずつ前へと進んで行きます。

もし、ヒアリングまたはセッション中に、えー納得しないんだけれどーという思いが湧く時は、どうぞ、そのままお話下さい。

抵抗については、私・伊藤の事例でも紹介しています。

事故の後始末を通じて、「納得したいけれど周囲と波風を立てたくない」という抵抗が湧いた話です。

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