生き辛さを覚える他人軸と自己中と感じる自分軸。どちらを選んでもうまく行かないのは何故?

i生き辛さを覚える他人軸。自己中と感じる自分軸。どちらを選んでもうまくいかないのは何故?

他人軸をやめて、自分軸で生きたいと思う方が、必ずといって良いほど、ぶつかる問題があります。

それは、他人軸と自分軸、どちらを選んでもうまく行かないと感じて、どうしたらいいのかわからくなること。

あなたも、経験なさったことがあるでしょうか?

目次

生き辛さを覚える他人軸と自己中と感じる自分軸。どちらを選んでもうまく行かないのには理由がある

他人軸と自分軸、どちらを選んでもうまくいかないのには理由があります。

これは「自ら(の意志)を犠牲にする」という、他人軸の観点のまま、欲を扱い、自分軸で生きようとすることで起こります。

どうやったら自分軸で生きることを選べるのか

自分軸で生きるには、自分の意思を活かす必要があります。

そのために、この軌道修正術では、ヒト・モノ・コトに対応する際に生じる、他人軸・自分軸、両方の欲を自分軸の観点でありのまま認め、求め、満たす取り組みをしています。

ありのまま認めるとは、「そのまま活かすこと」

実際に、ヒト・モノ・コトに対応しながら、他人軸、自分軸、どちらも、活かすことによって

  • 他人軸ではうまくいかない
  • 自分を尊重する(活かす)ことが、他者を尊重することにつながる

とわかるようになるのです。

他人軸で生き辛さを覚えるのはなぜ?

他人軸の生き辛さは、自分を犠牲にすることで生じます。

でも、自分を犠牲にしているつもりはないかもしれませんね。

あなたは、良いことをしているはずなのに、うまくいかないと感じたことはあるでしょうか。

例えば、他人軸の観点で、欲を扱っている時は、
「人のために良いことをしている」
「相手の立場になって行動している」
「人を傷つけないよう、配慮している」
「優しい、思いやり」
などと感じます。

でも、同じ内容を、自分軸の観点で捉えると「的を射ない頑張りで、自分と周囲を蝕んでいる」になるのです。

生き辛さを感じるのは当然なのです。

でも、自分を犠牲にしているので、なぜうまくいかないのか、その理由が突き止められないのです。

なので、この軌道修正術では、まずは、ヒト・モノ・コトに対して生じる、他人軸の欲を、自分軸の観点でありのまま認め、満たすのです。

これができて始めて、「うまく行くように感じていたけれど、他人軸ではうまくいかない」と気づけるようになり、自分軸で対応するためのスタートラインに立てるのです。

自己中と感じる自分軸

でも、スタートラインに立っても、一筋縄ではいきません。

なぜなら、他人軸の観点で、欲を扱ってきた場合、自分軸は「わがまま」「自分勝手」「自己中」「やってはいけない」と感じるからです。(これは、過去に他人軸を形成した原因が関係していて、詳しくは別記事で触れる予定です。)

でも、自分軸で動けない原因はこれだけではありません!

自分軸で必要な対応が取れる状態にはない

自分を犠牲にする、他人軸の欲の扱い方のままでは、目の前のヒト・モノ・コトに対して生じる、自分軸の「自分がどうしたいのか」欲を引き出せないのです。

自分がどうしたいのかがわからなければ、当然

  • 何をする必要があるのか
  • 誰に、何を話したらいいのか
  • 誰に何を聞く必要があるのか

を考えたり、実行したりすることもできません。

つまり、自分軸で対応するために必要なことが、何もできないのです。

自分軸で生きたいと思うのに、感覚的には、わがままで、やってはいけないと感じる
自分軸で必要な対応が取れる状態にはない

と言うことが起きているのに、自分を犠牲にしているため、これらのことに気付けません。

そのため、慣れた他人軸の欲の扱い方のまま、自分軸で動こうとして

  • うまくいくはずがない
  • やりたくない
  • 怖い
  • こんなことやっても何も変わらない
  • 気乗りしない

などと感じ、やらずに回避。

他人軸へと戻ります。

でもやっぱり、他人軸ではうまくいかない。
自分軸で生きたい。

そう感じて、思い切って、やりたいことをやったり、好きなことをやったりして、自分軸で生きて行こう!と考えるかもしれません。

これは、別記事で触れましたが、他人軸の欲の扱い方のまま、立場が変わるだけです。

あわせて読みたい

他人軸と自分軸、どちらの欲もありのまま認めて満たそう

自分軸教習所では、他人軸、自分軸どちらを選んでもうまくいかない問題を考慮した取り組みをしています。

ヒト・モノ・コトに対応する際に生じる、他人軸・自分軸、両方の欲を、自分軸の観点でありのまま認め、求め、満たすことによって、他人軸から自分軸へと軌道修正を、日々、小さく積み重ねる方法をお伝えしています。

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