世の中には、自分を変える方法が、たくさんあります。
でも、自分の「何」を変えたら、自分や自分の現実を、根本から変えられるのかをご存じでしょうか。
答えは、自分の「欲の扱い方を、他人軸から自分軸へ変える」です。
なぜ、欲の扱い方を変えるのか、ヒントは昨日の記事に書いたのですが
自分をなくす欲の扱い方を自分を活かす欲の扱い方に変える
他人軸の場合「自分がなくす、欲の扱い方」をしているため、日々積み重ねていくと、自分がわからなくなってしまいます。
また、自分がやりたいことをやろうと頑張っても、うまくいかないと感じることも多くなります。
なので、アイホージュでは、ヒト・モノ・コトに対応する際の、自分の欲の扱い方を、他人軸から自分軸へ変える取り組みをしています。
自分の感情や思考、選択、言動などをありのまま認め、掘り下げながら、他人軸から自分軸へと軌道修正をします。
これをヒト・モノ・コトを変えながら、日々、積み重ね、自分らしさを活かしていきます。
なぜ、これを「自分を変える方法」だと言えるのか。
これには理由があるのです。
欲の扱い方を変えることが自分を変えることになると気づいた時のこと
私が欲の扱い方を変えることが自分を変えることだと気づいたのは、アイホージュを立ち上げ、セッション提供をするようになって、一年ほど経った頃だと記憶しています。
クライアントさんの訴えが皆、同じに聞こえるような気がする・・。
クライアントさん達の年齢も、出来事も、悩みや問題も皆、違うのに、なぜだろう。
でも、最初のうちは感覚止まりで、「ネガティブな感情や思考を、ありのまま認めていない」という共通点のみがわかっている状態。
それ以外は何が同じなのかを、具体的な言葉で表すことができませんでした。
一年以上経過したある日、60代のクライアントさんの継続セッションで、謎が解けたのです。
お喋りを兼ねたヒアリングをしていた時、クライアントさんが、20代の頃から60代の現在に至るまでの、嫌だった出来事を6-7個、立て続けにお話くださいました。
私はそれを一つずつメモをしながら聞いていたのですが、時代や出来事、登場人物には、共通点が何もないのです。
ですが、全てのヒト・モノ・コト(出来事)に対応する、クライアントさんの視点・思考・選択。言動に着目した時、あることに気付きました。
「欲の扱い方が他人軸」だったのです。
他人は変えられないけれど自分が変わると他人の反応は変わる
他人は変えられない。
変えられるのは自分だけ、と言います。
でも、自分の欲の扱い方を他人軸から自分軸へ軌道修正し、視点や思考、言動などを変わると、ヒト・モノ・コトなど外側の反応も変わるのです。
他人軸で生きてきた人が自分を変える場合は根本対応が必要です
他人軸の場合、外に向けている視点を内側に変えると共に、思考や選択、言動も変える必要があります。
なぜなら、他人軸の状態から自分軸へ軌道修正するには、
- 思い込みを事実と感情に分ける
- 他人軸の欲求を理解しつつ、自分で満たす
- 他人軸の対応ではうまくいかないと気づく
- 自分軸のどうしたいのかを引き出す
- 何をする必要があるのかを知る
- 必要な対応を取る
- これまでと違う結果を得る
という、段階を踏んだ取り組みが必要であり、これらができなければ、他人軸のループから抜けられないからです。
ループから抜けられなければ、他人軸の対応のまま「●●すればうまくいく」という情報に従い、ヒト・モノ・コトといった、外側を思い通りに動かそうとして、トラブルを引き起こしたり、自分を責めたりすることになります。
●●の部分を変えることが、他人軸の状態でできる精いっぱいの「自分を変える」になるため、気が付けばセミナージプシーになっていたとなってもおかしくありません。
自分の何を変えるのか。
その目的は何なのか。
そのために何をする必要があるのか。
これらを明確した上で、日々、根本対応を積み重ねることが大切です。