EFTタッピングを提供するようになって、クライアントさん達から一番多かった訴えといっても過言ではないのが「自分がどうしたいのかわからない」
ええ、わかりますとも。
そのお気持ち。
私自身も長い間、そう思っていました。
そんな訳で、皆さんが仰ることは「自分ごと」でもあったのです。
自分がどうしたいのかわからないと感じていることに、根本対応するために必要なこと。
それは、日々、ご自身の感情や思考、言動などをありのまま認めることを癖づける、です。
どうしたいのかわからない感じている所から自分がどうしたいのかは引き出せる
「自分がどうしたいのか」の答えは、EFTタッピングの手法を使って、自分のネガティブな感情や思考、言動などをありのまま認め、順を追って掘り下げていくと、引き出せるのです。
自分がどうしたいのか、わからない。
そう感じていている所から、答えを引っ張りだす方法を見出せたのは、怪我の功名だと思っています。
自分がどうしたいのか答えは一つじゃない
自分がどうしたいのか、答えは一つではありません。
- 「他人軸」の自分のどうしたいのか
- 「自分軸」の自分のどうしたいのか
- 「自己超越の入り口」の自分がどうしたいのか
などがあり、引き出す順番も、取り扱う順番もあります。
実は、自分軸のどうしたいのかは、感情、思考の上で、他人軸のどうしたいのかを満たさないと出てこないのです。
他人軸のどうしたいのかを、実際の行動で満たそうとしてしまうと、対人トラブルを引き起こしかねません。
そのため、感情、思考の上で満たすのがコツなのです。
自分がどうしたいのかわからないと仰る方に起きていた二つのこと
「自分がどうしたいのか」には種類も、引き出す順番があるとも知らなかった、EFTタッピングのセッションを提供し始めの頃。
日々の悩みを題材に、「どうしたいのかわからない」と仰るクライアントさんの、いわゆるネガティブな感情や思考を一通り認めることで「他人軸のどうしたいのか」を満たしてから、自分軸の「どうしたいのか」を引き出した時、高確率で起きることが二つありました。
自分がどうしたいのかに気づけない
一つは、自分がどうしたいのかが、すでにクライアントさんの口から出ているのにも関わらず、それが、ご自身の答えだとはお気づきにならないこと。
クライアントさんが、お気づきにならないということは、「どうしたいのか」がわからないと感じたまま、なんですよね。
人生が変わる訳じゃないとがっかりする
クライアントさんから出てきた「どうしたいのか」が答えですよと話すと、「これがわかったからといって、人生が変わる訳じゃないし」とがっかりされること。
二つの事象が意味することは何?
自分の感情や思考をありのまま認め、自分がどうしたいのかを引き出す過程で生じた、これらの「事象」が何を意味するのか。
自分がどうしたいのかがわかれば、人生が変わると感じていて、その答えを延々と探し続けることになる
目の前の「どうしたいのか」には気づけないので、必要な対応には結び付けられず、現状が何も変わらない
なぜ、このようなことが起きているのだろう。
このような状態になるのには、原因・理由があるはず。
悩みを題材に、ネガティブな感情や思考、言動などをありのまま認めることで生じる事象や変化が先行する中で、取り組み内容を細やかに言語化し、その原因が「他人軸(による欲の扱い方を日々、積み重ねたこと」だと知るのは、ずっと後のことです。
また、「人生が変わる答え」とは、3・自己超越の入り口の「自分がどうしたいのか」であるということも、わかってきました。
これについて詳しくは、改めて別記事で触れる予定です。
自分がどうしたいのかわからなければネガティブをありのまま認めよう
普段、セッションを提供するにあたり、クライアントさんに「ネガティブ・ポジティブに関係なく、思い感じ考えたことをひとまず、そのまま話して下さい」とお伝えしています。
クライアントさんが、感じたことをそのまま仰って下さったことが、「うまく行かないと感じていることから、必要な手が打てるようになる方法(他人軸から自分軸への軌道修正術)」を形作っています。
ネガティブは忌み嫌われがちです。
でも、ありのまま認めていくと、自分らしく幸せに生きるために必要な「自分がどうしたいのか」を順を追って引き出したり、対応を取ったりすることができるのです。