やりたいことを見つけるワークが苦手なことが怪我の功名となった話

やりたいことを見つけるワークが苦手なことが怪我の功名となった話


やりたいことの見つけ方として、自分と向き合うワーク、やりたいことや好きなことを100個書き出すワークなどがありますが、その昔、自分の他人軸の癖(前提)を知らなかった頃、私は「ワーク」が苦手でした。

「ワーク」という言葉に強い拒否反応と抵抗を覚えていたのです。

ジミー先生

人生一度きり。

本当にやりたいことは何?

自分の気持ちに正直になって100個書き出してみましょう。

なんて言われても、全然出てこない。

伊藤

無理やり捻り出して書いても、ワクワクもしないし、現実味もなくてげんなり・・

というのが正直な気持ちなんだよなあ。

そんな私が、EFTタッピングを使うことで、ワークをしなくても、自分がどうしたいのかわかるようになったことをブログに書いていたら、似たようなことを仰るクライアントさん達がおいで下さるようになりました。

怪我の功名ですね。

目次

やりたいことを見つけるワークが苦手で模範解答を書いてしまう

やりたいことを見つけるワークが苦手で、内心、あーまたこの内容か・・と思っていても、おくびにも出さず、講師が喜びそうな模範解答を書いたり、言ったりしちゃいます。

クライアントさんから、講座やセミナーなどに参加した時の話を伺う時、ああ、その感じ、すごくわかるなあと思うのす。

私もやったことがあるからです。

これは、他人軸の模範生・優等生の行動で、板についているが故に自覚なく、ごく自然に振舞ってしまうのですよね。

でもこの対応だと、講師の笑顔を見ながら、これで良いんだと安心はするけれど、自分の困った現状は何も変わりません。

また今回の講座もダメだったか・・

そう感じる所に行きついて終わりなのです。

私自身も、ずいぶんこの状態を繰り返していました。

でも、何がマズイのか、何に躓いているのか、全然わかりませんでした。

やりたいことを見つけるワークが苦手で当然だと気づいた時のこと


悩みや不満を題材に、EFTタッピングを使って、感情や思考をありのまま認めるようになって、自覚なき他人軸の欲の扱い方を理解した時、「これなら、やりたいことを見つけるワークが苦手なのも当然だ」と気付きました。

他人軸の場合、欲を扱う目的は明確で、傷つかないよう自らを守るために、常に周りから評価が得られる自分になること。

自分軸の場合、欲は最初から「自分はどうしたいのか、~したい」という欲の形をしていません。

感情や思考などをありのまま認め、掘り下げることで、自分で欲へと変える必要があるのです。

つまり、他人軸の状態だと、自分軸の「自分がどうしたいのか」は、言語化・欲化されないので自覚することができないのです。

加えて、長年に渡り、自分を守るために他人軸で欲を扱ってきているのだから、自分軸のどうしたいのかを選ぶのは、自分にとってキケンなこと。

それに、自分軸のどうしたいのかに沿って行動する方法も知らないし、自らを守ることもできない。

このような状態で、私が自分と向き合い、やりたいこと100個書き出すワークをすると「他人軸の自分が叶えたいリスト」になるのです。

他人軸の自分が叶えたいリスト


他人軸の自分が叶えたいものって、自分軸のそれと比べると、壮大な内容になりがちです。

なぜなら、自分を守るために、常に周りから評価が得られるよう、200%理想の自分にならなくてはいけないから。

私の他人軸の欲の扱い方だと、さんざん本来の自分を犠牲にした挙句、理想の自分になるどころか、自分を批判したり、周囲と自分を比べたりするばかり。

だから、書くだけムダ。

強い拒否反応や抵抗の感覚が、私にそのことを教えてくれていたのだと今ならわかるのでした。

やりたいことを見つけられない場合はワークの前にやることがある


他人軸を積み重ねて「どうしたいのかわからない」と感じている場合は、やりたいことを見つけるワークの前にやることがあります。

それは、悩みや不満を題材に、日々、目の前のヒト・モノ・コトに対して生じる、感情や思考をありのまま認め、「~したい」という欲を引き出し、それを扱いながら、前に進むための術や経験、原動力、自信などを得続けること。

この積み重ねで、時が満ちた時に「いわゆるやりたいこと」が、自分の中から生まれます。

詳しくは、下記の記事で紹介していますが、物事には順番があります。

あわせて読みたい・自分軸の作り方

順番を守って、地道に一つ一つ進めていくことが、遠回りのようで近道です。

明日と明後日はお休みなので、ブログも休みます。

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